#告発状\金沢地方検察庁 # 蛸島事件と宇出津あばれ祭り/深澤諭史弁護士の「ネットde真実」から考える、本件刑事告発・非常上告事件の事実関係と地域社会への危機的悪影響の不安(4)

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〉〉〉 Linux Emacs: 2022/05/03 10:58:07 〉〉〉


なぜ、こんなデッチあげ事件がおきたか
それには奥能登という地域社会の背景をみのがすことはできない。警察の「だんなさま」が「あれが犯人だ」ときめつければ、何んの証拠もないのに、それがまかり通る、そういう風習がまだ多分に残っている。まだ一度も確信の国会議員が生まれたことのない全国にも珍しい地域であることと、かかわりがあるように思えます。
本件が無罪になってから、能登の警察も少しづつ変わってきたと、風の便りにきいて、いささか心のなごむ思いである。

 上記の引用は、「2021-02-01_蛸島学童殺人事件裁判記録_05_発刊のことば.jpg」という「石川県奥能登でおきた蛸島学童殺人事件裁判記録」の紙面を撮影したファイルからテキストの一部を引き写して文字起こししたものになります。

 「発刊のことば」となっていますが、ほとんどが検察の冒頭陳述、弁護士の弁論、論告求刑、無罪判決がそのままの記録資料という珍しいもので、付近住民を含め全員が実名記載となっていたと思います。被疑者の家が特定できる地図も掲載されていました。

 この蛸島事件はインターネットで調べてもあるパターンの似たような情報以外なかなか見つからないかもしれません。全文にはなっていなかったと思いますが、無罪判決の判決文は、大判例とかいうサイトで読んだとは思います。

- 大判例 with 政治団体オープンサイエンスhttps://t.co/DmCjoUCcFt

 Googleで大判例を検索すると、「大判例 運営者」というサジェストが出たのでそれを開いたところ、上から2番目に出たのが上記のページです。この大判例では他に、松山事件や山中事件の判決を読んでいます。山中事件は3つか4つほど判決を読んだと思います。

 この山中事件も金沢合同法律事務所の弁護士が主体で、梨木作次郎弁護士は余り表に出てこなかったと思いますが、その弟子のような弁護士が大活躍をして、死刑判決を最高裁で破棄差し戻しさせ、高裁で無罪判決が出ていたかと思います。

 正確に言えば全面無罪になってはおらず、死刑判決が出ていた犯罪事実が無罪となったもので山代温泉の、確かタクシー運転手の知人殺害という被害者が1人で死刑判決が出ていたのに、それがほとんど問題にされていなかったという珍しい事件です。

 被害者の母親が本当のことを話してくれたら死刑は求めないと法廷で証言をしていたとも「蒔絵職人・霜上則男の冤罪―山中温泉殺人事件」には記載があったように思います。

 山中事件は共犯者の自白が事実関係の争いになっていましたが、その共犯者は重くない量刑で有罪判決になっていました。罪名のほうが思い出せないですが、無罪となった死刑判決は強盗殺人の未遂罪になっていたような記憶です。それも珍しく、殺人の被害者がいるのに、未遂罪となっていたからです。

- 金沢地方裁判所七尾支部 昭和40年(わ)79号 判決 - 大判例 with 政治団体オープンサイエンスhttps://t.co/c7oUAWaBwx

 上記は蛸島事件の一審、無罪判決です。検察が控訴しなかったのでこの無罪判決が確定していますが、無罪判決を出した裁判長は、翌日か翌々日の辞令で、三重県津地方裁判所伊勢支部に飛ばされています。図書館で調べた北國新聞の記事で知りました。ネットには見つからない情報でした。

 田中武一という裁判長ですが、弁護士から裁判官になっていたという経歴があり、石川県小松市の出身、蛸島事件の主任弁護人だった金沢合同法律事務所の梨木作次郎は、石川県の美川町の出身でした。正確には石川県石川郡蝶屋村となります。美川町は現在、白山市になっているかと思います。

 美川町手取川の河口にある港のある町で北前船の歴史があり、ネットでみた情報では、金沢市に移転する前の石川県庁があったという話です。梨木作次郎が生まれた蝶屋村が現在美川町になっていますが、Googleで調べると北陸自動車道美川インターの付近でした。

 ネットで公開してきた資料としては既述になりますが、平成6年3月17日、金沢刑務所から福井刑務所に移送される時、美川インターから北陸自動車道に乗りました。そこで約2年ぶりになる眼前に広がる海を見たことで、とても強く記憶に焼き付いた風景となっています。

- Aコープ 蝶屋店 - Google マップhttps://t.co/nmxxLxh4lc

 他に白山市立蝶屋公民館などがありますが、白山市西米光町という住所になっています。金沢から来ると美川町の手前になりますが、トラックの仕事や妻の実家が加賀市だったので、よく通過することもあった美川町になります。

 美川町には一度だけ魚釣りに行ったことがあり、それもネットで公開してきた資料には記載があると思いますが、この美川町で最も印象深いのが被告発人大網健二の父親の美川2少年殺害事件になります。無期懲役で解決していますが、被告発人大網健二の兄が真犯人だと考える人も多いようです。

 あえてタブーに踏み込むかたちになりますが、この被告発人大網健二の父親の美川2少年殺害事件が、本件刑事告発・非常上告事件に与えた影響は大きく、被告発人大網健二兄弟は私に再審請求の諦めを繰り返し求め、兄は「いうこときかんやつは殺してしまえ、殺してしまえばいい」と一水でもらしました。

- 居酒屋・一水 - Google マップhttps://t.co/LXpHKFLtQb \n 〒921-8054 石川県金沢市西金沢1丁目12 お食事酒房一水

 Googleマップの地図上で、「居酒屋・一水」の下に文字を小さくして「閉鎖」とあるのですが、これはGoogleマップで初めてみたように思います。

 最初、一水のカウンター席にいて、奥の座敷に移動したのですが、その座敷の席に座る直前のタイミングで、被告発人大網健二の兄は「いうこときかんやつは殺してしまえ、殺してしまえばいい」とつぶやくような言葉を呪文のように唱えたのです。

 山中事件は無罪判決が新聞に大きな記事になっていたのをよく覚えていたのです、当時の私はその記事を読むことはなかったかもしれません。事件の内容を最初に知ったのは、無罪事例集などいう専門的な書籍だったと思います。

 今、家にあるのを確認したところ「無罪事例集【第二集】」となっていました。4,5年ほど前かに一度開いて、探した事件があったのですが、それが見つからず、同じシリーズで2冊あったような記憶もあったのですが、今、【第二集】になっていることを初めて確認しました。

 このあと被告発人大網健二と被告発人浜口卓也との関係について記述していく予定です。

〈〈〈 2022/05/03 12:41:58 Linux Emacs: 〈〈〈