* 桶川ストーカー殺人事件とジャーナリスト清水潔氏,深澤諭史弁護士のストーカーに対する特異で安直と思われる歴々たるツイートの数々

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:CATEGORIES: ジャーナリスト,深澤諭史弁護士,ストーカー

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 桶川ストーカー殺人事件は,最も知られたストーカー事件で法改正など社会に大きな影響を与えた事件になると考えています。これまでにも何度か取り上げてきましたが,私が金沢刑務所にいたときに発生,報道された事件らしく,当時のテレビの報道は見ていません。

桶川ストーカー殺人事件 - Google 検索 https://t.co/5FiILPGAvf


桶川ストーカー殺人事件(おけがわストーカーさつじんじけん)とは、女子大学生が元交際相手の男を中心とする犯人グループから嫌がらせ行為を受け続けた末、1999年(平成11年)10月26日に埼玉県桶川市JR東日本高崎線桶川駅前で殺害された事件。警察捜査上の名称はJR桶川駅西口女子大生路上殺人事件[1]。桶川事件とも呼ばれる[2]。本件の発生が契機となり、2000年に「ストーカー規制法」が制定された。

写真週刊誌『FOCUS』および報道テレビ番組『ザ・スクープ』が行った調査報道により、所轄の埼玉県警上尾署が被害者と家族からの被害相談を極めてずさんに扱っていたことが明らかとなり、警察不祥事としても注目され、警察から3人の懲戒免職者を含む15人の処分者を出した。また一方では、被害者と遺族への報道被害が起こった事件として、報道のあり方についての参考例としても取り上げられる。

事件の発端をつくった被害者の元交際相手は2000年1月に自殺、被害者殺害に直接的に関与した4人にはそれぞれ無期懲役から懲役15年の判決が下され、2006年に全員の刑が確定。また、本件に関わる別事案で起訴された元上尾署員の3人に執行猶予付きの有罪判決が下された。さらに被害者遺族は埼玉県(埼玉県警)を相手取り国家賠償請求訴訟を起こし、警察の捜査怠慢については賠償責任が認められたが、遺族が求めた捜査怠慢と殺害の関連認定については退ける判決が2006年に確定した。

[source:]桶川ストーカー殺人事件 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%B6%E5%B7%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 Wikipediaのなかでも特にまとめられている思ったのですが,「元上尾署員の3人に執行猶予付きの有罪判決」,「埼玉県(埼玉県警)を相手取り国家賠償請求訴訟」という部分は,とりわけ印象的でありながら記憶になかったものです。けっこう調べていたので初見とは考えにくいです。

 国家賠償請求とありながら埼玉県だけというのも珍しく感じました。要は国である検察の責任は問わなかったことになります。都道府県の警察を監督するのは都道府県になるので,刑事裁判に関わる国家賠償請求では必ず被告が都道府県であることは見てきました。


影響 FOCUS(新潮社)記者・清水潔、『ザ・スクープ』キャスター・鳥越俊太郎らが、独自に犯人追跡、埼玉県警の問題を、それぞれ報道で追及した。
本事件の発生をきっかけに、ストーカー対策の整備が急速に進み、2000年、ストーカー規制法が成立・施行された。

[source:]桶川ストーカー殺人事件 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%B6%E5%B7%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 影響という項目で,「FOCUS(新潮社)記者・清水潔、『ザ・スクープ』キャスター・鳥越俊太郎らが、独自に犯人追跡、埼玉県警の問題を、それぞれ報道で追及した。」とあります。最近は名前を見かけなくなった鳥越氏ですが,晩節を汚し信用が地に落ちた感があります。

 影響という項目は,ページ上部右横の枠と,それとは別に本文にあり,ページ内リンクでジャンプをすると4つの少項目に分かれていました。もともと全てを読むつもりはなかったのですが,「上尾署員の処分に関わる副次的事件」という部分を読んだところ,意外な発見がありました。


上尾署員の処分に関わる副次的事件
2000年10月7日、埼玉県警警視の住むマンションの玄関扉外側から出火。県警は別の脅迫容疑で逮捕されていた巡査部長を放火容疑で再逮捕した。警視は桶川事件当時の上尾署刑事生活安全担当次長で、告訴取り下げや告訴状改竄を直接、間接に指示し得る立場にあった人物である。また逮捕された巡査部長は桶川事件当時上尾署の刑事であり、さらに最初の逮捕容疑となった脅迫事件の被害者も当時の上尾署員だった。容疑者は刑事から交番勤務に左遷されていたことから、恨みによる犯行とされた。一方で容疑者は、桶川事件では最初に被害者の女子大生に応対し、相談内容の深刻さに同情して当初は熱心に話を聞いてくれていたという。容疑者は有罪判決を受け服役中に自殺した。またこの放火事件への対処に不信感を表明した別の刑事ものちに自殺している[61]。

[source:]桶川ストーカー殺人事件 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%B6%E5%B7%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6#%E5%BD%B1%E9%9F%BF

 「県警は別の脅迫容疑で逮捕されていた巡査部長を放火容疑で再逮捕した。」という部分は前に見ていた事件と思っていたのですが,「容疑者は有罪判決を受け服役中に自殺した。またこの放火事件への対処に不信感を表明した別の刑事ものちに自殺している」というのは初見です。

 警察官が事件への対処で,懲戒免職になったり人生が狂わされたことでも考えさせられることが多かった桶川ストーカー殺人事件ですが,桶川ストーカー殺人事件に関与した刑事が二人も自殺していたとは驚きです。それも一人は服役中の自殺とあります。


1958年、東京都生まれ。

新潮社の写真週刊誌「FOCUS」編集部を経て、事件専門記者となった[1]。1999年、「FOCUS」記者時代に埼玉県桶川市桶川駅前で起きた『桶川ストーカー殺人事件』では、埼玉県警察の捜査より先に事件の容疑者を割り出し、警察に通告。さらに、上尾警察署が被害者の告訴をもみ消していたことも、スクープした[2]。

具体的には、清水は、遺族への取材交渉や被害者の友人への聞き込みからストーカーの事実を知り、その後は張り込みや聞き込みを繰り返し、ストーカーチームを割り出し、警察に情報提供をしていた。更に被害者の告訴状を埼玉県警が取り下げさせようとしていたことを突き止める成果も挙げた[3][4]。

[source:]清水潔 (ジャーナリスト) - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E6%BD%94_(%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88)

 「清水は、遺族への取材交渉や被害者の友人への聞き込みからストーカーの事実を知り、その後は張り込みや聞き込みを繰り返し、ストーカーチームを割り出し、警察に情報提供をしていた」とあります。どうも殺害事件後のことのようですが,何か接点があったのでしょう。


99年10月26日午後0時50分。詩織さんは駅前の自転車置き場で、待ち伏せしていた実行犯(当時34)に胸と脇腹を刺され、出血多量のため亡くなった。

「JR桶川駅西口女子大生路上殺人事件」というのが、当初、捜査本部が掲げた事件名だ。「私が死んだら、犯人はあいつ」と、詩織さんが実名で名指しした「遺言」がなければ、それが「桶川女子大生ストーカー殺人事件」と変わることはなかっただろう。

[source:]桶川ストーカー事件から20年 埼玉県警の怠慢と一人の女子大学生の犠牲 (1/2) https://blogos.com/article/423296/

 桶川ストーカー殺人事件の発生時刻を調べていたのですが,午後0時50分とありました。やはり白昼に発生した殺人事件だったようです。上記の記事には事件発生現場の駐輪場の写真もありますが,思った以上に人の往来がありそうで,人目につく場所になります。

 「胸と脇腹を刺され、出血多量のため亡くなった。」とあるので確定的殺意があったのだと思いますが,なぜ人目につく場所と時間帯を選んだのか,ずっと不思議に思う事件でもありました。

 よくまとめられている記事だと思いながら上に戻ると,BLOGOSの記事だとわかりました。2ページに分かれています。


あれから20年。憲一さんは各方面からの講演依頼に応え、ストーカー事件の再発防止を訴えている。ストーカー規制法検討委員会の委員も務めた。京子さんは、全国犯罪被害者の会(昨年解散)で活動を続け、犯罪被害者等基本法の制定などに尽力した。いっぽう、警察にはストーカー対策専門の部署ができて取り組みは進み、ストーカー規制法は改正を重ねたが、現実にはストーカーによる凶悪事件はなくなっていない。被害者と遺族に対するメディアスクラムもまた…。

[source:]桶川ストーカー事件から20年 埼玉県警の怠慢と一人の女子大学生の犠牲 (2/2) https://blogos.com/article/423296/?p=2

 「猪野憲一さんと京子さん夫妻を囲む鳥越俊太郎氏(右)と山路徹氏(左)。たくさんの供花が詩織さんの祭壇を飾っていた=2019年10月26日」という写真も掲載されています。

 記事の最後に,「小林ゆうこ:北海道出身。雑誌の契約記者を経て、フリーライター。芸能、社会文化、女性問題など幅広く執筆。著書に『「小さい人」を救えない国ニッポン』(ポプラ社)など。」という紹介文がありました。執筆者なのでしょう。

 BLOGOSは記事の転載サイトだと思ったのですが,「この記事を筆者のサイトで読む」というリンクを開くとBLOGOSの編集部と出てきました。これは初めてのことになります。 

BLOGOS編集部の記事一覧 https://t.co/EIjTnvYJ2c

郷原信郎の記事一覧 https://t.co/Sop8rNncnH

 BLOGOSといえば,郷原信郎弁護士の記事をちょくちょく見かけていると思ったのですが,郷原信郎の記事一覧は,記事数が見当たらないものの5ページに分かれています。1ページ目をざっと数えたところ30件の記事がありました。

 ふとプロモーターというほとんど見かけることのない言葉が頭に浮かび,不思議に思ったのですがGoogleで検索すると,「発起人,興行師,世話人」とありました。郷原信郎弁護士に強く感じられる特徴ですが,桶川ストーカー殺人事件の清水潔氏とも共通したものを感じます。

 正直なところ,桶川ストーカー殺人事件はジャーナリスト清水潔氏が脚本,制作したドラマのようなイメージがあるのですが,実際に発生した事件で殺害という大きな結果が出ているだけに,説得力はありそうです。事実を知らないので否定する材料もないですが,ずっともやもやが残っています。

 ジャーナリスト清水潔氏に疑問を投げる発言は一度も見たことがないと思うのですが,鳥越俊太郎氏となると断罪のようなものを数多く見かけてきました。いかさま師扱いのものもあったと思います。

鳥越俊太郎 いかさま - Google 検索 https://t.co/hffAGMlO1D

 ざっと検索の1ページ目に目を通したところ,鳥越俊太郎氏を「いかさま」と名指しするものは見当たりませんでした。

鳥越俊太郎 ウソ - Google 検索 https://t.co/jjeGB6VJSU

NHKが報道した鳥越俊太郎のデタラメ家系図 “ホンモノ”子孫が憤りを明かす | デイリー新潮 https://t.co/wu669WQb28

鳥越俊太郎、人間としてオワタ...ネット上からは呆れ返った声 - NAVER まとめ https://t.co/NfFdehsPrH

先祖詐称。NHKファミリーヒストリー」大捏造。鳥越俊太郎の先祖は世紀のデタラメ。 - NAVER まとめ https://t.co/dD7ZE9Hap1

 キーワードを「いかさま」から「ウソ」に変えると,たくさん出てきたのですが,家系図の話は知らなかったと思います。2016年の7月26日という記載もあるので4年前になるようです。こういう人間性と性格だから大きなことが成し遂げられたのかという思いは前からありました。


10月26日午前8時ごろ、殺害実行役のC、Cの輸送役のD、見張り役のEは池袋に集合したのち、2台の車に分乗して午前9時ごろに桶川へ到着した[13]。Eから被害者が近づいているとの連絡を受けてC、Dは桶川駅へ移動し、駅近くのデパート周辺でCが車から降りた。このときDは「太ももを切りつけてくれ」、「大ごとにならないよう太ももを狙ってくれ」と声をかけたが、Cは「お約束できません」と応じたとされる[13]。そして午後0時53分ごろ[14]、大学へ向かうため駅前に自転車を駐めた[3]被害者は、桶川駅西口前の商業施設「マイン」前の路上でCに上半身の2ヶ所を刺された[14]。被害者は悲鳴をあげて倒れ、Cはその場から逃走した[14]。このとき目撃者から「ひったくり」と声が上がり、付近で店を経営する男性がCを追ったが、捕らえることはできなかった[14]。その後被害者は上尾中央総合病院へ搬送されたが、午後1時30分に死亡が確認された[14]。死因は大量出血によるショック死で、死亡推定時刻は事件が発生した午後0時50分とされた[14]。

[source:]桶川ストーカー殺人事件 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%B6%E5%B7%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6


一方、殺害実行犯も混乱状態に陥っていた。事件発生直後、EはDへの電話口で「大変だ、本当にやった」などと話し、またCは事前に示し合わせた集合場所に辿り着くこともできず、車に拾われた後は「刺しました。2回刺しました。なんで、俺は、何やってんだ」、「(被害者は)大丈夫かな、もしかして、だめなんじゃないか」などと口走り、非常に狼狽していたという[13]。同日午後5時ごろ、3人はBと赤羽のカラオケ店で落ち合い、Bは3人に逃亡を指示。Aから託されていた金の残り1800万円のうち、Cに1000万円、D、Eに400万円ずつが報酬として渡された[13]。またBは、遅れてやってきた中古車販売業の男Fに、事件に使用された車両2台の処分も指示した[13]。Bは全体としてCに対して非難めいた態度で接し、帰路の車中では二人きりになったFに「本当に馬鹿だね、あいつは」と漏らしたとされる[13]。

[source:]桶川ストーカー殺人事件 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%B6%E5%B7%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6


Bの弁護人によれば、逮捕されたBは事情聴取においてAが北海道にいると供述し、さらにAに「死に癖がある」ことや異常な人間性を繰り返し伝えていたが、捜査員は「死ぬ死ぬといって死んだためしはない。お前が弟を狂人にしているだけ」と取り合わなかったとされる[16]。そして2000年1月27日、Aは北海道の屈斜路湖において水死体となって発見され、警察により自殺と断定された[15]。Aが残した2通の遺書(1通は実家へ郵送、1通は遺品のバッグから発見)には、いずれも被害者と家族、マスコミへの怨嗟の言葉が並べ立てられ、自身の冤罪を主張する一方で、自身の家族には事前に自らにかけていた生命保険金を老後資金として役立てて欲しい、との言葉が綴られていた[17]。Aの名誉毀損容疑については、2月23日に被疑者死亡のまま起訴猶予処分となり、Aが責任を問われることはなくなった[18]。

[source:]桶川ストーカー殺人事件 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%B6%E5%B7%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6


一人事件への関与を否認したため分離公判となっていた[47]Bについては、2002年12月25日、検察の求刑通りの無期懲役の判決が下される[48]。さいたま地裁はBがCに直接殺害の指示を出した主犯であると認定し、殺害に至る経緯についても、嫌がらせ行為(名誉毀損案件)と殺人を分離せず、嫌がらせが過激化した結果の一体的な事件であったと認定した[48]。

Bは控訴し、一審では否認していた被害者への危害行為の共謀を認めたうえで殺意を否認し、傷害致死の適用を求めたが、2005年12月20日、東京高裁は地裁判決を支持し控訴を棄却した[49]。Bは即日上告したが、2006年9月5日、最高裁第2小法廷は上告を棄却し、無期懲役が確定した[50]。

民事訴訟

[source:]桶川ストーカー殺人事件 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%B6%E5%B7%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 上記引用の「捜査員は「死ぬ死ぬといって死んだためしはない。お前が弟を狂人にしているだけ」と取り合わなかったとされる」という部分で,兄弟であったことを確認しました。このWikipediaでは仮名のBとして表記されています。

 同じく「Bは即日上告したが、2006年9月5日、最高裁第2小法廷は上告を棄却し、無期懲役が確定した[50]。」という部分で無期懲役になったことも確認しました。一人の殺害実行犯とされるCは,懲役18年となっているので,この違いも大きな特異な刑事裁判となっています。

 このWikipediaには「またBは、遅れてやってきた中古車販売業の男Fに、事件に使用された車両2台の処分も指示した[13]。Bは全体としてCに対して非難めいた態度で接し、帰路の車中では二人きりになったFに「本当に馬鹿だね、あいつは」と漏らしたとされる」という記載もあります。

 Wikipediaの記事の全部を読んだわけではないですが,これまで桶川ストーカー殺人事件について読んだどの記事より詳細で具体的だと思いました。もともと疑問の大きかった刑事裁判になりますが,実質的な冤罪として無期懲役になっているのではという思いをさらに強くしました。

 車両2台の処分の指示をするぐらいなら,白昼の駅前を殺害場所に選んだとは考えにくいところで,その場での実行犯の行動でも事前の謀議が重視されたというのは理解ができますが,そこまで強固な殺害意思があったとは考えにくいところで,無期懲役となっています。


被害者がAからのプレゼントを返送した6月22日、Aの指示を受けたBが、風俗店店長で元暴力団員の男[12](以下、C)ほか1人に対し、2000万円という報酬を提示して被害者の殺害を依頼し、Cはこれに応じた[9]。7月5日、Aは殺害の実行費用として2000万円をBに預けたうえでアリバイ作りのため沖縄県那覇市に飛んだ[13]。この金のうち200万円は、7月13日に撒かれた中傷ビラ作成の費用として使われた[13]。Aは沖縄において、同所で営業するテレホンクラブを閉店に追い込むために間断なく電話を掛けるという妨害活動を、2日間の一時帰京をはさんで10月24日まで行っていた[13]。一方、殺害指示を受けたグループは10月18日に被害者の拉致を計画したが、このときは犯行に及ばなかった[13]。10月25日、殺害実行犯となる3人と風俗店店員1人が犯行現場を下見する[13]。

[source:]桶川ストーカー殺人事件 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%B6%E5%B7%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 上記の引用にある,「Aの指示を受けたBが、風俗店店長で元暴力団員の男[12](以下、C)ほか1人に対し、2000万円という報酬を提示して被害者の殺害を依頼」という点が重視されたのかとは思いますが,報酬目的で殺害を実行した人物が懲役18年というのも気になります。

 自分の罪を軽くするための冤罪の危険が高いと弁護士らが提唱するのが共犯者の自白になります。埼玉県というのは刑事弁護で特別な地域性があります。木谷明弁護士が裁判官のとき,高野隆弁護士の弁護で無罪判決をいくつも出したという話もありますが,他にも熱心な刑事弁護人がいるようです。

 これも冤罪とは表と裏の関係で,不当に重い判決が出るように弁護士が誘導し,見せしめとして刑事弁護人の利用価値を宣伝したのかとも勘ぐりたくなる,異常性を感じる刑事裁判です。警察に対する信用を失墜させた効果も絶大な桶川ストーカー殺人事件になります。

2020年08月07日12時42分の登録: REGEXP:”ストーカー”/深澤諭史(@fukazawas)の検索(2015-05-18〜2020-08-05/2020年08月07日12時42分の記録229件) http://hirono2014sk.blogspot.com/2020/08/regexpfukazawas2015-05-182020-08.html
2020年08月07日12時59分の登録: REGEXP:”桶川ストーカー殺人事件”/データベース登録済みツイート:2020年08月07日12時58分の記録:ユーザ・投稿:18/103件 http://hirono2014sk.blogspot.com/2020/08/regexp20200807125818103.html

 時刻は16時13分になりますが,12時42分と12時58分にまとめ記事を作成していました。”桶川ストーカー殺人事件”をキーワードにしたのは今回が初めてになるかもしれません。どちらもまだリンクを開いておらず,内容はみていません。

https://t.co/hEEXK0Lxkh: 桶川ストーカー殺人事件 実行犯の告白 eBook: 久保田祥史, 片岡健: Kindleストア https://t.co/rUASKSnULG

 Kindle版の意味がわかっていないのですが,電子書籍のことかと思っていました。桶川ストーカー殺人事件の実行犯が著者となっていて,片岡健という人が編集となっています。最近はみかけていないのですが,以前は法クラのタイムラインでリツイートされたツイートを見かけていました。

 さきほど桶川ストーカー殺人事件の被疑者たちの年齢がきになっていたのですが,実行犯の年齢が1965年生まれで自分とは1つ違いだとわかりました。情報量が多いということもありますが,年齢というのは見かけてこなかったように思っていましたし,深く考えることもなかったです。

 リツイートされたツイートとして今のところ2件,まとめ記事に見たツイートのないようなのですが,おそらくはストーカーをキーワードにデータベースに自動登録されていたのだと思います。

 同じくリツイートで見覚えのないツイートですが,内容に「12/16 (土)15:35〜17:00 日テレ 『ザ!世界仰天ニュース 』 桶川女子大生ストーカー殺人事件の真実[字]」とあります。2017年12月16日のツイートです。

 2時間ほど前に思い出していたのですが,これまで一度だけテレビで上尾警察署を見たことがあったと思うのですが,新潟市内で若い女性が殺害された事件で,ストーカーとされていたように思います。2,3日の過熱気味の報道で,その後は一切情報を見ていないと思います。


新潟市の女性刺殺事件で、上尾市に住む容疑者の男(25)の母親が事件前日の14日、「息子が元交際相手の女性を傷つけて自殺をほのめかしている」と上尾署に電話で相談していたことが16日、埼玉県警への取材で分かった。

[source:]<新潟女性刺殺>容疑者の母親、上尾署に相談「息子が自殺ほのめかす」 対面できず、その後連絡なし/県警 https://www.saitama-np.co.jp/news/2019/11/17/01_.html

 記事が2019年11月17日で,本文に「母親が事件前日の14日」とあるので,15日の事件だったようです。夜の22時ぐらいのテレビで事件現場からの中継などあったと記憶にあるのですが,17日が日曜日とあるので金曜日の事件だったようです。日曜日の夜の事件と思っていました。

新潟 殺人 上尾署 - Google 検索 https://t.co/AcwVnbeXWf

 検索結果の1ページ目に,新潟市の女性殺害事件をストーカーとするものは見当たりません。元交際相手を刺殺したとあるので,これまでの例だとストーカー殺人になりそうですが,「元交際相手の女性を傷つけて自殺するとほのめかしている」と、電話で上尾署に相談してきた。」。


事件直前、埼玉県上尾市の実家に帰っていたという。

 埼玉県警によると、事件前日の14日、上尾市に住む斎藤容疑者の母親が「(斎藤容疑者が)元交際相手の女性を傷つけて自殺するとほのめかしている」と、電話で上尾署に相談してきた。

[source:]容疑者母親が事件前日に警察に相談 新潟刺殺事件、被害者遺族「娘返ってこない」 - 産経ニュース https://www.sankei.com/affairs/news/191118/afr1911180040-n1.html

 ぴたりと報道がやんだと思っていたのですが,上記の記事には,「一方、殺害された女性の遺族は18日、代理人弁護士を通じて」とあるので,あるいは弁護士の対応が関係していたのかもしれません。

 そういえばさきほど,桶川ストーカー殺人事件の実行犯の著書を,まとめ記事のリツイートで見かけたような説明をしたのですが,見かけたのは「桶川ストーカー殺人事件の首謀者とされた小松武史氏と私の手紙のやりとりを千葉刑務所が禁じたのは違法だとして」という内容です。

 千葉刑務所に服役していることをしったのもこのツイートだったのかもしれません。しかし,無期懲役で服役している人物の実名を見たという記憶はなく,初見に思いました。ただこの名前は他でも見ていて,珍しく思わなかった可能性もあります。


「新潟女性刺殺事件」の被害者は、石沢結月さんです。まだ20歳でJR新潟駅にほど近い雑居ビルに入っていた、飲食店で働いていました。

石沢結月さんは勤務先である飲食店が入ったビルの1Fと2Fをつなぐ階段の踊り場で、刃物によって何度も刺されていたのです。

2019年11月15日の21時過ぎに目撃者から通報があり、石沢結月さんは病院に運ばれます。しかし搬送先で、死亡しました。

[source:]斎藤涼介容疑者を逮捕。精神鑑定の可能性やネットでの出会いの危険性を考察。 | ビズキャリonline https://business-career.jp/articles/b0aUIJqQOcyeJCVTSiCE

 調べたところ,2020年1月23日となっている上記の記事が,もっとも新しい情報のようです。刑事裁判に関する情報も見当たりませんでした。

 4ページに分かれた記事にざっと目を通したところ,被疑者と被害者はネットのオンラインゲームで知り合ったとありました。これも初めて知ったと思ったのですが,記事には起訴されるのは間違いないでしょう,と書いてありました。11月18日に逮捕とあります。

新潟女性刺殺 殺人罪などで男を起訴 | 社会 | 新潟県内のニュース | 新潟日報モア https://t.co/4iVb7tIQZL

 12月10日に起訴されていたというニュース記事が見つかりました。ずいぶん久しぶりに見かけたと思ったのですが,新潟日報とあります。「牛刀で何度も刺して殺害」とあるのですが,牛刀というのは刃先がないものと思っていました。

牛刀 - Google 検索 https://t.co/4Sn4EzlMzs

 どの写真も普通の包丁にみえるのですが,牛刀というのは,ナタのように骨を砕くようなイメージがありました。殺人事件で凶器が牛刀というのも他にみた記憶がないのですが,ずいぶん殺傷能力がありそうな包丁です。

斎藤涼介 裁判 - Google 検索 https://t.co/6jMRyoiEHd

 テレビで大きく報道されていたということもあるのですが,2019年10月の事件で2020年になってからニュース報道がないというのが気になる事件です。若い女性が一人殺害されたという点は桶川ストーカー殺人事件と同じなのですが,報道の大きさの違いがとても大きいと感じました。 

新潟 女性 刺殺 裁判 - Google 検索 https://t.co/DahQxwtowU

 精神鑑定の結果で実名が記事に掲載されなくなったのかと考えてのですが,検索を変えても結果は変わらないようです。新潟市西区の女児殺害事件も,控訴審の報道を見ていない気がします。この新潟県も刑事裁判では,弁護士に人間離れしたものを感じることがいくつかありました。

 被告発人梅野博之の供述調書に「私刺されるかもしれん」とあったことなども,思い出しています。

(228/229) TW fukazawas(深澤諭史) 日時: 2020-07-03 18:03:00 +0900 URL: https://twitter.com/fukazawas/status/1278977703748661249

> 弁護士って,事件関係者だけではなくて,まったく関係がなくても,クレーマー,DV・モラハラ加害者,ストーカー加害者から,目の敵にされやすい,その理由については,研修等で教えた方がいいかと思う。
> ということで,関連する本を書く予定です(・∀・)

 Firefoxで7回ほどページの再読込をすることでようやく埋め込みツイートのデザインが表示されました。

(227/229) TW fukazawas(深澤諭史) 日時: 2020-06-23 20:13:00 +0900 URL: https://twitter.com/fukazawas/status/1275386414360748038

> 悪化すると、「俺はストーカーでないのにストーカー呼ばわりされた。潔白を証明するために、被害者にもそれ以外にも嫌がらせと情報収集のストーカー活動を頑張り、社会にわからせてやるぞ!」みたいな、よくわからないことになる。社会だけでなく本… https://t.co/zH1I7LPIB5

 上記のTwitterAPIで取得した深澤諭史弁護士のツイートには末尾に途切れがあるのですが,「社会だけでなく本人のためにも治療が重要。」となっています。弁護士病の治療の方が,ストーカー事件も冤罪も減られそうです。

 ちょっと手間も掛かるので迷いがあったのですが,次に調べて確認した上で取り上げておきたいことがあります。

〈〈〈:Emacs: 2020-08-07(金曜日)17:56  〈〈〈