#告発状 #### 4月27日に始まる「「再審法改正をめざす市民の会」の結成2周年を記念」から和歌山の保険金目的殺害事件関連の市川寛弁護士ツイートの記録(1)

  • 〉〉〉 Linux Emacs: 2021/05/09 12:28:33 〉〉〉

:CATEGORIES: @kanazawabengosi #金沢弁護士会 @JFBAsns 日本弁護士連合会(日弁連) #法務省 @MOJ_HOUMU #市川寛弁護士 #再審請求 #冤罪 #マスコミ

 ブログで埋め込みツイートの表示が多くなるので,予めエントリーを3つにわけました。(1)から(3)になります。再審請求の最新の情報から始まり,保険金殺人疑惑で警察やマスコミを批判する市川寛弁護士の意見は,私の告発・非常上告事件でもとても参考になりそうな資料です。

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> ナリ検よかった。いやあ検察庁は怖いところやで。霞ヶ関は多分あの何倍も怖いんやろうけど。

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> 今年のGWも感染症対策で外出しないでステイホームになるということで本を仕入れた。 前から気になっていた『ナリ検』(日本評論社)を購入、あと検察が舞台の小説ということで刑事手続きの副読本として『基本刑事訴訟法Ⅰ手続き理解編』(日本評論社)も買った。 https://t.co/izgPgwdhxK

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> 5月20日午後2時から、私も運営委員を務めている「再審法改正をめざす市民の会」の結成2周年を記念しての集会(ライブ配信形式)が催されます。冤罪被害者による鼎談や、私も登壇するシンポジウムが行われます。よろしければご覧ください https://t.co/vaF1BXh5wI

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> その結果、証拠構造に問題のある事件であることがわかり、ダメ出ししたことが複数回あります。このため警察からは嫌われましたが、そんなことよりヤバい事件の身柄を取って起訴してしまうことの方がずっと怖いので、自分の対処は正しかったと思っています

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> 私もP時代にこういう事前相談を受けたことがありますが、なにしろゴーサイン=起訴なので神経を遣います。警察は説明用のペーパーくらいしか持参しないので、私は「これまでとれているKSを全部見せてほしい」と求めたり、場合によってはVら参考人を調べさせてもらいました

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> あの手の事件は逮捕前に警察が検察に相談し、了承を得ています。この「了承」は「起訴する」というものです。つまり、あの事件はよほどの誤算がない限り、起訴が決まっています。もちろん、起訴されたとしても有罪つまり犯人と断定することはできません。警察と検察の勝手な取り決めにすぎませんから

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> 逮捕状が出たり勾留されるだけの証拠があっても、無実だった人がたくさんいます。全く証拠(らしきもの)がなければ捜査の対象にすらならないのですから、当然です。まして、無実でも起訴された人も少なくありません。大事件でこそ、捜査機関のやることを批判的に眺めることが大切だと思います

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> 殺人という重罪で起訴されれば逃亡のおそれは誰にもあるでしょうが、仮にそれが勾留を必要とする理由なら、在宅求令状または逮捕中求令状で起訴してもいいはず。起訴前勾留が欲しいのは、身柄拘束下での被疑者取調べをしたいからですよね

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> 大事件のときこそ、過去の同種冤罪の反省を踏まえた報道が求められるはずですが、マスコミはただただ警察発表と「被疑者はこんな(妙な)人でした~」報道しかしませんね。で、この事件が無罪になると捜査批判でしょ?今の記事に「まだ分からない」の一文がなぜ入れられないのでしょうか

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> 見出しの「一致か」もミソ。「なんとかスポーツ」紙の手法ですね。「か」としておけばウソにはならない。NHKがこんな保険をかけながら犯罪報道に邁進していいんですかね

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> ドン・ファン事件 元妻と覚醒剤密売人 スマホ位置情報一致か https://t.co/pIaw5rLZ0M 容疑者は事件前、SNSを通じて覚醒剤の密売人と知り合い、連絡を取っていたとみられる←「みられる」がミソ。警察の主観的評価です。法廷で弁護人に崩される可能性が十分に残っている証拠と読むべきでしょう

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> 動機の解明などが焦点になる。←はい、これも犯罪報道のワンパターン・フレーズです

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> 直接的な証拠が乏しい中、警察や検察は状況証拠の積み重ねによる難しい立証を強いられる可能性がある。←そこで、自白という「直接的な証拠」が欲しいんですよ。毎日新聞はこの事件で警察・検察を応援するスタンスなのですね

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> 紀州ドン・ファン「非常に難しい事件」捜査員ら状況証拠積み重ね |https://t.co/0vVUXPCcPT 「公判に耐えうるレベルで立証するには非常に難しい事件だった」←まるで有罪判決後の表現ですね。この記事を読んだ人が、被疑者が犯人だと決めつけないはずがありません。過去の冤罪の反省はどこに?

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> 百歩譲って、今目の前にある事件が「固い」つまり限りなく有罪に見えるとしても、その視点をそのまま報じることにより、そうではない事件つまり無罪の可能性が十分にある報道の際、果たして読者が区別して読めるのか、ひいては「報道=有罪」という決めつけにならないか、そんな用心が欲しいんですよね

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> マスコミも、ただただ警察発表を垂れ流すのではなく、独自に裏付けを行って「固い」と言える事実だけ報じていると聞いたことがありますが、守秘義務のある弁護人は、むやみに事実を口外できないことから起きる不公平をどう考えているんですかね

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> 刑事手続には、検察が有罪方向の証拠しか出さず、無罪方向の証拠を弁護人に見せないという大問題がありますが、マスコミも全く同じ姿勢ですね。警察が発表する、有罪方向の事実ばかり報じて、無罪方向の事実は報じない。そして市民は「そんなものか」と思い込む。これでは冤罪が減るはずがありません。

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> @hiromomosetsu 外国の捜査機関も積極的に発表していますし、知る権利に資する効果もありますから、一律に禁じるのは難しいでしょうね。発表した証拠や事実をその後の公判で出さなかったり、弁護人に弾劾されて立証に失敗した場合は公訴棄却するとかの制裁はどうでしょうか。無責任な垂れ流しがなくなる気がしますが…

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> 例の事件は殺人「など」で逮捕とありますし、覚醒剤密売人を絡めての捜査にしているのは、それによって接見禁止がつけやすいことも計算したんでしょうね。20日間勝負になるからには、被疑者にはかけられるだけのプレッシャーをかけたい。警察と検察のそれなりの準備が見て取れますね

  • 〈〈〈 2021/05/09 12:41:31 Linux Emacs: 〈〈〈