#告発状 #### 洋弓銃を使った自殺に失敗し頭部に矢が刺さって苦しむ娘を殺害した父親に,「障害が残ると思って娘を殺したのは,極めて軽率で短絡的」と懲役4年6月とした伊東一廣裁判長

  • 〉〉〉 Linux Emacs: 2021/04/30 18:31:58 〉〉〉

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 平成15年6月の北國新聞縮小版の記事には,「昨年十一月,自殺を図り死にきれなかった長女=当時(二五)=を刺殺したとして,殺人罪に問われた」とあります。「極めて軽率で短絡的だが,深く反省している」とし,懲役4年6月の判決ですが,求刑は懲役8年とあります。

 「公判では弁護側が「殺害前に娘が承諾していた」と殺人罪よりも刑の軽い承諾殺人罪であると主張。これに対して伊東裁判長は「娘は被告も自殺をすると誤信し殺害を依頼した。真意に基づく承諾とはいえない」と退けた,ともあります。

 続けて記事には,「同被告の弁護人は「主張は認められなかったが,情状面では考慮された」としている」とあります。

 記事には具体的な事実として,「判決によると,五日,被告の妻が自宅で自殺,これを知った娘も自殺を決意,同七日夜,娘は自宅で洋弓銃を使った自殺を試みたが失敗,被告は右頭部に矢が刺さって苦しむ娘の姿を見て「治療しても身体に障害が残ると思い,」などと記載があります。

 部分的に修正を加えていますが,記事には日付の特定と被告の実名があります。記事は北國新聞のテレビ欄をまくった紙面の右側にあります。通常,左側が事件や刑事裁判の報道に多いと思うのですが,その辺りも気になる報道のされかたでした。

 被告人の名前でネットで調べると,いくつか情報があるのですが,娘の殺害が7日午後7時頃,松任署への通報が10日午後5時30分とあります。妻は5日午後7時半頃,自分の胸を包丁で数回刺して自殺とあります。

 11日未明に嘱託殺人の疑いで逮捕とあり,「家族が死んでいる」と松任署に午後5時半頃に通報した後,取調べを受け,容疑が固まった段階で逮捕となってのでしょう。時間は午後8時23分ごろと違っていますが,未明に留置場で逮捕状を示されたのも,私の傷害・準強姦被告事件と似ている状況です。

 午後8時23分ごろというのは平成4年4月1日,私が金沢西警察署に出頭したという時刻で,この時刻はあとで谷内孝志警部補に聞かされました。この出頭にはためらいもあって,被害者安藤文さんが目が見えないと言い出したことで救急車を呼んでもらおうと,即座に金沢西警察署に向かったのでした。

 被害者安藤文さんは,そのあと金沢西警察署から県立中央病院に向かう救急車内で意識を失ったと聞きます。出頭していなければ殺人未遂になっていたと取調の時,谷内孝志警部補には言われていましたし,彼女が死亡していれば殺人罪になっていたかもしれない状況でした。

 私は被害者安藤文さんに「一緒に死ぬか?」とも声を掛けているのですが,彼女がはっきりと強い口調で「いや」と答え,すぐにはっきりと受け答えが出来る状態だったので,私は彼女に,被告発人松平日出男の電話番号を尋ねてもいるのです。その場の機転があったのか,目が見えないと言い出しました。

 金沢西警察署前に車を停めた時,車内に横たわる被害者安藤文さんに,谷内孝志警部補が誰に殴られたと尋ねたところ,彼女は私がいる方向を指差し,続けて殴られた理由を尋ねられたところ,「わからん」と答えたということです。

 これも取調の時,谷内孝志警部補に聞かされたような気もするのですが,被害者安藤文さんの意識が回復した後,谷内孝志警部補が病院で彼女本人に尋問をしたという書面もありました。事件のことは記憶にないあるいは思い出せないという内容であったと思います。

 これは金沢地方裁判所民事A係経由で,原告代理人であった被告発人長谷川紘之弁護士から提出され手元に来た裁判記録の一部にあったように思います。他の民事裁判のことは全くわからないのですが,長谷川紘之弁護士が写しを提出していたのか,かなりの量の記録が私に届きました。

 その書面は2つの綴で,高さはほぼ同じぐらい,脱衣カゴから3センチほど高さがはみ出していたように思います。病院の領収書が多かった他,医師による詳細な診断書も多数含まれ,膣内には精液より多量な体内細胞のようなものが検出されたという記載もあったと強く記憶に残っています。

 令和3年3月31日付告発状には,記述を逡巡したのですが,福井刑務所の満期出所に被告発人大網健二兄弟,関係者KYNの3人と一緒に事前の連絡もなく迎えに来た私の母親は,車が出発してすぐに,被害者安藤文さんが処女であったという話を始めました。これは被告発人安田繁克の供述調書とも矛盾します。

 被害者安藤文さんが処女だったという母親の話は,木梨松嗣弁護士が吹き込んだ可能性が高いと当初より考えていました。他の3人は示し合わせたように重い感じで無言,無反応という態度でした。

 金沢地方裁判所金沢地方検察庁に提出した書面には記述をしているはずですが,ネットで公開する記述としては初めてのことになると思います。「自殺図った長女を殺した容疑で父親を逮捕…石川」という事件の被害者に哀悼の意を捧げるという気持もあって,一線を超えたことになります。

 同時に,伊東一廣裁判長の社会的責任を厳しく追求することも決意としていることを表明します。

  • 〈〈〈 2021/04/30 19:40:34 Linux Emacs: 〈〈〈