ア. 被害者安藤文さんの家に電話を掛けるなと言った被告発人池田宏美

やはり,これが津幡町能瀬からの電話だったと思います。いや,ちがうかもしれません。津幡町能瀬からの電話では被害者安藤文さん本人が電話に出ており,被告訴人池田宏美の話は,今考えると側に本人がいたとは考えにくいものです。

「広野さん,あの子の家,電話掛けとるやる。絶対やめときなさい。」と被告発人池田宏美は言いました。「あの子,彼氏おるんやし」とも言ったように思います。

「どうしても電話掛けたいんやったら,わたしんとこ掛けてきなさい。」とも言ったように思いますし,「さみしいんやったら」とも言っていたように思います。

なんとなく思い出すのは,最初に被告発人梅野博之が電話に出で,被害者安藤文さんを出そうとしなかったので,私がいくらか強く彼女を電話に出すように言ったところ,被告発人池田宏美が代わって電話口に出たような状況です。