* 「強盗致死とは? 死刑や無期懲役を免れるために家族ができる対処法」とGoogle検索に出てきたベリーベスト法律事務所

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:CATEGORIES: 弁護士

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強盗致死とは? 死刑や無期懲役を免れるために家族ができる対処法 https://t.co/GBqOT8zT7M


家族が強盗致死で逮捕された場合、たとえ初犯であっても、非常に重い刑罰を科せられる恐れが生じています。

残されたご家族ができるのは、一刻も早く弁護士へ相談することです。刑の減軽を求める活動は弁護士でなければできないからです。

強盗致死で減軽される可能性のある事由としては、犯行に残虐性や悪質性がない場合、計画性がない場合、ご遺族との示談が成立している場合などが考えられます。
ただし示談といっても、ご遺族の悲しみや怒りは計り知れないため、とても繊細な交渉が求められます。弁護士を通じて慎重に交渉しなくてはなりません。

事件を起こした経緯として、同情に値するような特別な事情があった場合も、一定の考慮がなされる可能性があります。
犯行の後に自首をしているケースでも、反省の意思を示すひとつの材料となり、刑の減軽が認められる可能性があるでしょう。
逮捕されたときの罪名が強盗致死でも、弁護士の活動によって、窃盗と傷害致死など、別の罪名で起訴される場合もあります。適用される罪名が変われば執行猶予の可能性も生まれます。

ほかにも、弁護士は本人に接見し、取り調べの対応をアドバイスします。取り調べで何をどう答えるのかは、とても重要だからです。
殺意がなかった場合でも、「本当は死んでも構わないと思っていたのだろう」などと誘導される可能性があり、安易に認めると殺意の自白とみなされてしまいます。
また、強盗致死で起訴されると、裁判員裁判の対象となるため、公判前整理手続きの知識や経験、一般市民の方々にもわかりやすく伝えるための法廷弁護能力が必要です。
刑事弁護の実績のある弁護士を選任する必要があるでしょう。

[source:]強盗致死とは? 死刑や無期懲役を免れるために家族ができる対処法 https://keiji.vbest.jp/columns/3146/

 なぜかページタイトルにベリーベスト法律事務所が入っていないのですが,よくできたホームページで,専門の業者に作成してもらったホームページの可能性もありますが,社内あるいは業者との打ち合わせを含め,あえてそうしているのでしょう。

 今のところ,死刑回避に特別な値段設定をしているのを見かけたのは高野隆弁護士だけですが,ページの下の方に,「個別に成功報酬を頂く場合」として,「100万円〜」となっています。

費用 | 刑事事件の弁護士ならベリーベスト法律事務所 https://t.co/8GgYLR4VbQ

 弁護士事務所の広告にはよく見かけるものですが,金額の部分などが画像データになっており,コピペも出来ません。文字を大きく見やすくするのに画像を使うのはわかりますが,テキストデータがみあたりません。

 もっと気になったのが,大きな発見ともなったのですが,「費用体系イメージ」に,「在宅事件で事実を認めている場合の一例(起訴前からご依頼いただいた場合)」とあることです。この部分はテキストしてコピペができました。

 起訴されずに解決した場合,裁判前着手金30万円,報酬金30万円,合計60万円とあります。報奨金に矢印があって,それが起訴されて裁判で解決した場合につながっていて,ややこしくなっているのですが,合計90万円となっています。

 次に「在宅事件で事実を否認している場合の一例(起訴前からご依頼いただいた場合)」というのがあって,起訴されずに解決した場合,裁判前着手金50万円,報酬金50万円,合計100万円で,これも起訴されて解決した場合は,合計150万円となっています。

 「起訴後、保釈された(認めている場合)」というのはあるのですが,裁判になった後(起訴後)に保釈を求めることを「保釈請求」と言います。保釈されるには保証金を支払う必要があります。」とあるだけで,金額は不明です。

 弁護士でもないので確かなことはわかりませんが,勾留されず在宅となる刑事事件は,なんとか命令の裁判が多いのではと思われます。最近見かけないこともあり思い出せないのですが,簡易裁判所で,拒否した場合に通常の刑事裁判に移行するとなっていたと思います。

 少し思い出した気がするのですが,略式命令だったかもしれません。ネットでは探しやすい情報と思います。

略式命令とは?流れやメリットとデメリットを解説|刑事事件弁護士ナビ https://t.co/6gLvpqcKiE

 簡易裁判所副検事ということは確認できなかったのですが,100万円以下の罰金または科料のみとのことで,これは知らなかったか理解が足らなかったようです。

 なぜベリーベスト法律事務所の「費用体系イメージ」が在宅にこだわるのか,とても気になっています。逮捕から勾留してしまえば,起訴までが,たしか最大23日間のタイムリミットとなるはずです。在宅で捜査した方が,警察や検察もメリットがあり,その運用があるのかと想像しました。

 法クラのツイートで在宅にこだわるものは余り見ていないように思います。こだわるのは起訴後とされる保釈のことでしょう。その前に,勾留理由開示にこだわる弁護士もいます。

 在宅の方が警察署や拘置所に出向いて接見する弁護士の負担もなくなるはずですが,このベリーベスト法律事務所の「費用体系イメージ」は,相当割高な設定となっています。よくあるのは事案簡明,とそうでないものの区分けです。

 刑事弁護のいわゆる成功報酬ですが,これもベリーベスト法律事務所の「費用体系イメージ」は気になっていたところ,よく見ると注釈で,「※3 第三回期日で、判決結果が減刑だった場合。」となっていました。

 ある意味とても良心的な弁護士費用の提示になるのですが,第三回期日というのも初めて見たもので,これはおそらく初公判,論告求刑・最終弁論結審,判決公判の三回になりそうです。控訴審では即日判決というのも最近は珍しくないようですが,初公判の次に判決は一審で聞かない話です。

 このベリーベスト法律事務所は,一時期,石川県でもテレビCMをみかけていましたが,B型肝炎訴訟を強調していたのが強烈に印象的で,本日,強盗殺人でGoogle検索をしたのがきっかけですが,刑事裁判というイメージはほとんどなかった気がします。

 このベリーベスト法律事務所と混同していた,多額の負債で破産した弁護士法人ですが,まだ名前が思い出せずにいます。と書き出したところで,少し思い出しました。弁護士法人東京ミネルヴァ法律事務所,であったように思います。本当にピタリと情報を見かけなくなっていました。

〈〈〈:Linux Emacs: 2020-07-24(金曜日)20:48  〈〈〈