### 被害者家族「許せない」 大津園児死傷事故、判決:滋賀:中日新聞(CHUNICHI Web)

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RT kk_hirono(告発\市場急配センター殺人未遂事件\金沢地方検察庁石川県警察御中)|s_hirono(非常上告-最高検察庁御中_ツイッター) 日時:2020-02-18 10:35/2020/02/18 10:32 URL: https://twitter.com/kk_hirono/status/1229580096270323713 https://twitter.com/s_hirono/status/1229579487039254533
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大津市の交差点で昨年五月、保育園児二人を死亡、園児や保育士ら十四人に重軽傷を負わせたとして、自動車運転処罰法違反の罪に問われた同市一里山の無職新立(しんたて)文子被告(53)に、大津地裁は十七日、禁錮四年六月の実刑判決を言い渡した。前回の公判で判決言い渡しが延期された異例の公判。新立被告はこの日も、交通事故や、保釈中に起こしたストーカー事件について新たな主張を展開した。一方、被害に遭った園児の保護者らは、弁護士を通じ「許せない」などと被告の態度への憤りを露わにした。

[source:]被害者家族「許せない」 大津園児死傷事故、判決:滋賀:中日新聞(CHUNICHI Web) https://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20200218/CK2020021802000050.html

 「新立被告はこの日も、交通事故や、保釈中に起こしたストーカー事件について新たな主張を展開した。」とあります。この中日新聞の記事にも公判の開廷時間が見当たらないですが、自分の実体験でも午前中の公判は10時以降であったように思います。9時台もあるのかもしれませんが、見かけません。


公判後、被害に遭った園児やその保護者の代理人弁護士が記者会見し、被害者家族から「(禁錮)四年半は短い。とても納得いくはずがない。被告の態度を見れば、絶対に許せない」などと、判決に不満を述べる声が上がったと、明らかにした。

 判決は「新立被告の過失は重大だ」としつつも、求刑より一年短い刑期とした。代理人弁護士は「それほどの減刑をする情状ではなく、判決は遺憾。事故の瞬間に何があったのかということの解明も、不十分だった」と批判した。

[source:]被害者家族「許せない」 大津園児死傷事故、判決:滋賀:中日新聞(CHUNICHI Web) https://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20200218/CK2020021802000050.html

 この記事に弁護士の名前はないのですが、写真の掲載があって男女二人の弁護士の姿があります。写真の下には「記者会見で被害者家族の話を紹介する代理人の弁護士ら=大津市の滋賀弁護士会館で」という説明文のようなものがあります。

 検察官以上に厳しいという印象が強い、この大津園児死傷事故の被害者側弁護団になりますが、この中日新聞の記事では、具体的な主張が記載されわかりやすくなっています。

 園児二人の死亡という結果は重大な事件ですが、過失犯としての処罰であり適用法条も自動車運転処罰法違反とこの中日新聞の記事にはありますが、自動車運転処罰法違反のなかでも過失運転致死傷罪となっていたはずです。刑の上限は懲役または禁錮の7年6月とのことでした。

 事故の態様によってはスクールバスの園児数十人が一度に死亡する事態も想定した量刑が立法でなされているはずですが、禁錮5年6月の求刑で4年6月となったのを不当とし、検察に控訴を促すことも検討すると朝日新聞デジタルの記事にはありました。


 新立被告は被告人質問で「事故当時、園児が電柱の陰に立っていたとすれば、結果は違ったかもしれない」などと話した。これに対し、被害者家族は「子どもたちがそこにいたのが悪いように聞こえた」「歩道に乗り上げてくる車に、いつも注意すべきだと言うのか。それでは外出もできない」と反発した。

 被告の弁護側が「飲酒運転などとは異なり、一瞬の油断による事故」と主張したことについても、「加害者側が主張するのは違和感がある」とした。

[source:]被害者家族「許せない」 大津園児死傷事故、判決:滋賀:中日新聞(CHUNICHI Web) https://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20200218/CK2020021802000050.html

 「被告の弁護側が「飲酒運転などとは異なり、一瞬の油断による事故」と主張したことについても、「加害者側が主張するのは違和感がある」とした。」というのも珍しく感じたもので、弁護士の主張を弁護士が否定し、検察より厳しく被告人を批判するのが遺族側弁護団という構図です。

 この判決が出る前に、マスコミらが愚弄をしていた被告人の「不運」という主張ですが、たしかに不運に不運が重なったようにも思える事故で、その辺りをすっ飛ばし最大限に被告人を悪者にする祈祷を儀式のように行っているのが被害者側弁護団に映るところがあります。


事故から九カ月たった現在の胸中について、被害者家族は「裁判が終わっても自分たちの生活は変わらず、傷は癒えない」と話しているという。代理人弁護団は、新立被告に向け「控訴せず判決を受け入れ、反省とはどういうことなのか、考えてほしい」と求めた。

 (作山哲平、岡屋京佑)

[source:]被害者家族「許せない」 大津園児死傷事故、判決:滋賀:中日新聞(CHUNICHI Web) https://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20200218/CK2020021802000050.html

 朝日新聞デジタルの記事とは異なり、検察の控訴には言及せず、被告人の控訴について言及した被害者側弁護団のコメントを紹介しています。「新立被告に向け「控訴せず判決を受け入れ、反省とはどういうことなのか、考えてほしい」と求めた。」とあるものです。

 私も反省とはどういうことなのかを弁護士らに思い知らされ、それを抱えて現在に至っています。非常に重い言葉であり、考えさせられるところが大きく、期待以上に参考になる事例となりました。成り行きを見守る意味での沈黙もあったと今は言えるところです。

 こちらの中日新聞の記事も「(作山哲平、岡屋京佑)」ということで2人の執筆となっているようです。2人が執筆の記事というのはさほど珍しくはありませんが、さきほどの朝日新聞デジタルの記事のこともあり、今回は多少気になる要素となっています。

 これまで、おそらく例外なく、執筆者と思わる人名が出てくるとそこで記事は終わっていたのですが、今回はサプライズのような続きがあって、「弁護側による被告人質問。一問一答は次の通り。」というところから始まっていました。


◆ストーカー事件
-出会い系サイトの登録は

 (事故前の)二〇一八年六月。(被害男性との交流は)事故を知らない方と少しでもお話したかった。

-公務員男性の印象は

 職業的に責任感がある方。(自身の)パニック障害の話も聞いてくれた。会ったことはないが「会いたい」と言われることが何度もあった。既婚者だが「離婚をする」「結婚してもいい」と言われた。裸の写真も送られてきた。(会うことを拒絶すると)「なぜ会えない」と逆ギレされた。(最終的に男性が連絡を拒否して)結局、身体が目的なのだと思った。

[source:]被害者家族「許せない」 大津園児死傷事故、判決:滋賀:中日新聞(CHUNICHI Web) https://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20200218/CK2020021802000050.html

 上記の引用は「◆ストーカー事件」という項目になります。週刊新潮のネット記事でそれらしいことは知っていたのですが、ストーカー規制法違反の有罪認定に対する疑問がさらに強くなりました、これは稿を改めて記述をしておきたいところです。

 「最後に」という項目には「私の不注意でかけがえのない命を失わせ、大けがをさせてしまった。ストーカー事件では、被害者の感情を逆なでする結果になってしまい、本当に申し訳ない。改めまして、罪を背負って行く所存です。本当に申し訳ございません。」とあります。

〈〈〈:Linux Emacs: 2020-02-18(火曜日)11:38  〈〈〈