### 大津の園児死傷事故、禁錮4年6カ月判決に家族「短い」:朝日新聞デジタル

〉〉〉:Linux Emacs: 2020-02-18(火曜日)09:59  〉〉〉

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「本当に申し訳ありませんでした」。この日、判決に先立つ被告人質問。事故被害者の家族に向け、新立被告は声を詰まらせて謝罪した。判決の読み上げ後、大西裁判長から「自らが起こした事故や被害者の悲しみに真摯(しんし)に向き合って下さい」と語りかけられ、小さくうなずいた。

[source:]大津の園児死傷事故、禁錮4年6カ月判決に家族「短い」:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASN2K6SHVN2GPTJB01L.html

 判決のあった昨日、2月17日いくつかの記事を読んでいましたが、この新立被告の謝罪というのは初めて見たように思います。テレビの報道も判決の結果のみを伝えるような短いものばかりです。弁護士のコメントは見ておらず、昨日のミヤネ屋は全く取り上げていない様子でした。


一方、被害者の家族らは判決を聞くと、うつむいたり、みけんにしわを寄せたりして、厳しい表情を見せた。被害者側弁護団が判決後に会見し、禁錮4年6カ月の判決に「短い」と不満を示す家族らのコメントを読み上げた。大野聡子弁護士は「検察に控訴をお願いするかどうか、家族らと話し合う」と述べた。

[source:]大津の園児死傷事故、禁錮4年6カ月判決に家族「短い」:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASN2K6SHVN2GPTJB01L.html

 大津園児死傷事故の刑事裁判は、被害者側の弁護士として2人の名前を見てきましたが、そのうちの女性のようで大野聡子弁護士という以前にみかけたような名前があります。被害者側弁護団とありますが、これはこの刑事裁判で初めて目にした言葉のように思いました。

 被害者側に国選で代理人弁護士がつくという情報はわずかに見かけていますが、通常の被告人の国選弁護にも裁判所の許可で複数の弁護人が付き弁護団になることがあるとは聞いています。この複数の弁護人のことを初めて知ったのが今市女児殺害事件(栃木女児殺害事件)でした。


ある家族はこうコメントした。「歩行者が優先される歩道でも車の脅威にさらされるなら外を歩くことすらできない。ドライバーの一瞬のミスが交通事故の原因になるが、『仕方ない』では誰も納得できない」(安藤仙一朗、北川サイラ)

[source:]大津の園児死傷事故、禁錮4年6カ月判決に家族「短い」:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASN2K6SHVN2GPTJB01L.html

 求刑の禁錮5年6月が禁錮4年6月の判決となっていますが、記事には見出しを含め6ヶ月とあって、これは初めて見たように思います。刑法の条文も6ヶ月とはなっていないはずですが、ミスなのかとも考えにくい気がします。

 記事の執筆者になるのだと思いますが、安藤仙一朗と北川サイラという二人の名前があって、それぞれ男性と女性のようです。長い記事ではなく有料記事にもなっていませんが、連名になっているのが少し気になりました。

 もっと気になったのはストーカー規制法違反に触れられていないことで、「自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)などの罪」とあります。一部無罪とはなっていないので当然に有罪認定はされているのでしょう。

 「2020年2月17日 20時45分」が記事の配信時刻となっています。珍しく感じたのですが、昨日の大津園児死傷事故の判決は午前中に行われたようです。開廷時間は情報を見ていないですが、判決のみの期日ではなく、被告人質問、検察の論告求刑を経た即日結審での判決言い渡しのようです。

 判決期日を即日結審とすることは1つのみネットの記事を読んで知っていました。週刊新潮の記事だったと思います。すでに裁判所が心証を固めていて被告人の主張を一顧だにしない判決が出ることは予想をしていましたが、やはりそのとおりでした。

〈〈〈:Linux Emacs: 2020-02-18(火曜日)10:23  〈〈〈