#弁護士鉄道能登町宇出津編 #告発状202103 #### 衝撃の無罪!警官が被告に覚醒剤を飲ませ、自作自演か 裁判所が断罪した冤罪捜査の全貌〈週刊朝日〉 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日,の疑問点

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従来の薬物、銃器に関する警察捜査には不明朗なものがつきまといがちな面があり、銃器については、摘発ノルマがきつすぎて、暴力団関係者と取引して余罪を握り潰す代わりに銃器を買ってこさせて提出させたり(事件にならないように細工して提出させる)、薬物事件では、捜索差押許可状を取得するために(捜査の端緒を得るために)、勾留されている被疑者、被告人に何十枚も白紙調書に署名、押印させておいて、それを使ってでっち上げの供述調書を作成して令状を取得する、といったことが日常茶飯事に行われていた時代もありました。

薬物については、捜索でくすねておいたものをこっそりストックしておき、別の捜索時にそしらぬ顔で置いておき所持事件に仕立て上げたり、捜査対象者の身辺にこっそり入れて事件化する、といったことも、大々的にではないにしても行われてきた節があり、 捜査対象者の身辺にこっそり入れて、という手法は実際に発覚したこともあります。

そういう不明朗なものをフィルタリングして、ヤバいものはドロップして落とす、不起訴にすることも、その種事件における検察捜査の重要な機能であったわけですが、現在はどうなのでしょうか。

そういった暗部は、徐々に是正されてきたはずですが、では日本中で根絶されたかというと、残念ながらそうではないのではないか、という疑いは今なおあり、時折、上記のような形で顕在化している、というのが現状ではないかと私は感じています。

そういった闇は、今なお暗く深く広がっていると見るべきでしょう。

 この名古屋地裁の無罪判決は,Twitterの弁護士らの反応も結構大きく,活発化していたのですが,この落合洋司弁護士(東京弁護士会)のブログ記事の内容だけは,特別に記録しておこうと考えました。刑事弁護の過去と未来に渡る疑問点が含蓄されていると感じました。

 落合洋司弁護士(東京弁護士会)のリンクにある記事は,次のように落合洋司弁護士(東京弁護士会)のコメントを掲載していました。「週刊朝日オンライン限定記事」と見えます。3ページの3ページ目ですが,3月20日20時47分配信とあります。


そして無罪判決を下した。元東京地検特捜部の検事、落合洋司弁護士はこう語る。

「私も名古屋地検にいた時、愛知県警の捜査が荒っぽいと感じました。ある事件で、簡単に発見される場所から覚せい剤が押収され、警官が置いたんじゃないかと疑われた。案の定、その事件は無罪になった。今回の場合、採尿前に5時間も紙コップで20~30杯もお茶や水を飲ませたことは捜査でわかっていたはず。その時点で、検察は起訴をやめるべきだった。裁判所がここまで厳しい判決を書くというのは、普段から愛知県警の捜査をかなり疑っていると感じました」
(本誌取材班)
週刊朝日オンライン限定記事

 3ページの1ページ目に「名古屋地検は有罪だとして懲役3年6か月を求刑した。」とあったのですが,これは相当な常習性の認められた被告人ではないのかと思われ,それを含めた問題点を捨象し,警察批判に重きを置いた落合洋司弁護士(東京弁護士会)の発言には,今更ながらの強い違和感を覚えました。

 他にもいろいろと思うところはあるのですが,とりあえず以上ということにしておきます。