* 読んでいる「死刑捏造: 松山事件・尊厳かけた戦いの末に」という本の134ページで気がついた,今年度の日弁連会長荒中弁護士が仙台弁護士会だったという関係性

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CLOCK: [2020-07-15 水 16:54]
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:CATEGORIES: 日弁連,冤罪,再審

〉〉〉:Emacs: 2020-07-15(水曜日)16:54  〉〉〉

 132ページで「第七章 救援活動」になり,同じ開きの左手133ページに小田島森良という人物の顔写真があります。数ページ前に登場した名前の人物で,知ったばかりの人物ですが,顔写真の口元が漫画「魁!!男塾」の江田島平八塾長に似ていると思っていました。

 本で該当箇所を探して見つからないのですが,しばらく前,仙台市拘置所と宮城刑務所が同じ場所らしいと知って,少し驚いていました。宮城刑務所は無期懲役の受刑者が服役する長期刑務所として知られています。

 前にも一度,Googleマップで宮城刑務所の場所は調べたことがあるはずなのですが,場所が記憶にありません。私は長距離トラック運転手の仕事で仙台市に行くことが多かったので,だいたいの土地勘はあります。

宮城刑務所 - Google マップ https://t.co/nCYpt1CmnC

 まったく意外に思ったのですが,仙台市内の市街地に宮城刑務所がありました。金沢刑務所のように拘置舎がまったく同じ敷地内にはなっていないようですが,隣接して宮城刑務所仙台拘置支所がGoogleマップの航空写真に見えます。

 ここ最近,Googleマップで検索すると,広い範囲の中でポツンと目的地が表示されていたのですが,今回は拡大された狭い範囲で表示され,少し離れた場所に広瀬川が見えました。これを拡大すると国道4号線に近いこともわかりました。

 この国道4号線から山形市に向かって,広瀬川沿いに仙台南有料道路がありました。石巻市の日和大橋も有料道路でしたが,金沢市場輸送では有料道路の使用がほぼ無条件に認められていました。立て替え払いになるので,その時の所持金や気分次第で,有料道路を使わないこともありました。

 金沢刑務所の場合,金沢市内の奥の方の高台にありました。住所は金沢市田上公一番地でした。田上といえば刑務所を意味するぐらいでしたが,山間が開かれた振興の住宅地でもあったようです。

 福井刑務所の場合は,福井市内の平地にありましたが,北陸自動車道の高速道路からみる景色でも福井市内は山から離れていました。足羽川があって,川に近く周囲が住宅地というのも宮城刑務所と共通しているようです。

 私の知る範囲ですが,裁判所というのは市内の中心部に近いことが多く,護送の多い拘置所は長くて車で10程度か余り離れていない場所にあると聞いたことがありました。仙台の裁判所というのは,まだ調べたことがないので場所が全くわかっていないと思います。

仙台地方裁判所 刑事部第1刑事部 から 宮城刑務所仙台拘置支所 - Google マップ https://t.co/uVzrsDj6r0

 もう少し違った場所を想像していたのですが,仙台地方裁判所の方が,山に近い場所にありました。仙台南有料道路を使わず,山形市に向かう時に通った道路に近い場所のようです。ずいぶん道路の広い市街地だったと記憶にあります。

 たぶん仙台南有料道路は,ずっと前に有料道路ではなくなっていると思うのですが,その降り口のことも余り記憶にはありません。憶えているのは山形市内に向かうのに,東北自動車道の仙台南インターの前を通行したことです。

 山形自動車道山形市内の近くまで開通してからは,仙台南インターの前の道路を通行することも,仙台南インターで乗り降りすることもなくなっていたように思うのですが,それでも仙台市内の荷降ろしのときは,国道286号線を通行していたかもしれません。

 考えてみると,夜中に山形方面から山形自動車道宮城県に入り,仙台南インターで降りたという記憶はない気がします。富山県からのアルミサッシの仕事を含め,仙台市内での荷降ろしは多かったのですが,国道4号線より仙台市中心部よりの荷降ろしは市場以外にほとんどありませんでした。

 その仙台の市場も国道4号線からは離れておらず,仙台市内の中心部に行ったのは誘われてタクシーで飲みに行った1回だけでした。ただ,山形県天童市辺りから国道47号線仙台市内に入ったときは,中心部に近いようなビルの多い場所を通過していました。

 国道286号線を使わないで仙台市内に向かうとずいぶんと遠回りになって時間も掛かったのですが,雪や路面凍結がひどうそうなときは,国道47号線を経由することがありました。

 ちょっと思い出したのですが,前にテレビで宮城刑務所の前の映像を見たようなことがあって,その風景が旧珠洲郡内浦町になる旧松波駅の建物と建物の後ろの山の風景に似ているような気がしました。

 Googleマップ仙台地方裁判所の近くには,せり出すような山があって仙台城本丸会館がみえます。側に住宅地のような物が見えると思ったら青葉城と表示がありました。青葉城も前にGoogleマップで調べたことがあったはずなのですが,そのときとは印象も異なります。

仙台南部道路 - Google マップ https://t.co/7FQ4psRcL1

 仙台南有料道路をGoogle検索すると情報が全く見当たらず,仙台南部道路というのが出てきました。これで気がついたのですが,平成の初め頃の常磐自動車道が,仙台市内を通過し,岩手県の大船渡市まで高速道路がつながっているようです。

 Googleマップで不便に思うのは高速道路の名前が分かりづらいことです。岩手県内の三陸海岸沿いまで常磐自動車道になっているとは考えにくいことです。

高速道路ナンバリング路線図 北東北地方 https://t.co/9KwnnvkxAt

 いくつかみたなかで上記のページだけがわかりやすく感じましたが,三陸沿岸道路という名称になっているようです。

〈〈〈:Linux Emacs: 2020-07-15(水曜日)18:12  〈〈〈

〉〉〉:Emacs: 2020-07-15(水曜日)22:26  〉〉〉

 夕方は宇出津新港に買い物に行っていました。帰りは細かい雨が降っていました。テレビのニュースを見たり,ネットで乳腺外科医の逆転有罪判決,高野隆弁護士に関するツイートや記事を検索を交えながら読んでいましたが,松山事件の本は150ページの,第八章再審請求まで読み進めました。

 半分には少し足りないように思ったのですが,確認すると319ページが最後のページ番号になっていました。裏面には,まだ読んでいないですが,著者2人の紹介と,初版発行の記載があります。けっこう頑張って読んだつもりですが,まだ半分に達していません。

 個人的に取り違えることもあった福島県松川事件と,この宮城県の松山事件ですが,なんというのか不可思議な巡り合わせがあったと知りました。それも強い結びつきです。小田島森良という人物についてはまだ調べていませんが,鹿島台に訪れたとあります。

小田島森良 - Google 検索 https://t.co/9BNEny1mN6

https://t.co/hEEXK0Lxkh: 私たちの松川事件―無罪確定から二十五年松川事件が現代に訴えるもの: 小田島森良: 本 https://t.co/HbzoKEh7qX 単行本 – 1989/8/1 \n 小田島森良 (著)

 ちょっとおかしいと思ったのですが,「私たちの松川事件―無罪確定から二十五年松川事件が現代に訴えるもの」という書名とは別の「消化器疾患と心身医療」という本の表紙が,写真に見えるのですが,アマゾンに表示されています。

 なにかの間違いとしか理解ができませんが,アマゾンで初めて見る現象で,不思議に思える現象でもあります。

▶▶▶ kk_hironoのリツイート ▶▶▶

> 2020-07-15-223944_私たちの松川事件―無罪確定から二十五年松川事件が現代に訴えるもの (日本語) 単行本 – 1989/8/1小田島森良 (著).jpg https://t.co/Nrb5Z4Ogmy

小田島森良 松山事件 - Google 検索 https://t.co/fWSdH5H6ZD

 Googleの検索に絞り込みを掛けました。画像検索の小さい写真が6枚表示されています。無関係にもみえる右端の視野心のみがカラーで,他は白黒写真となっています。

 「松山事件」 の写真・画像:報道写真の共同通信イメージリンク https://t.co/UaduYyIw92

 「松山事件」再審開始を決定 (コード 2017041200235) の写真・画像:報道写真の共同通信イメージリンク https://t.co/OsfPO8s8Ys 拡大画像はログイン後にご覧いただけます

 斎藤幸夫さんが死去 (コード 2006070400111) の写真・画像:報道写真の共同通信イメージリンク https://t.co/5NlrtaEwW2 拡大画像はログイン後にご覧いただけます

 「松山事件」再審開始を決定 (コード 2017041200237) の写真・画像:報道写真の共同通信イメージリンク https://t.co/5eH2WDWIxY 拡大画像はログイン後にご覧いただけます

 小田島森良氏死去 (コード 2001020400077) の写真・画像:報道写真の共同通信イメージリンク https://t.co/tUKjPPSjwe 拡大画像はログイン後にご覧いただけます

 斎藤幸夫さん、自由の身に (コード 1984071200015) の写真・画像:報道写真の共同通信イメージリンク https://t.co/Lm6rPIVlv6 拡大画像はログイン後にご覧いただけます

 【ご利用について】 共同通信イメージリンクに掲載されている画像および映像は、雑誌・書籍などの出版物、広報誌、広告、テレビ番組やウェブサイトなど、 様々な用途でご利用いただけます。ご利用にあたっては料金が発生します。 「ご利用料金… https://t.co/eAWhFudGj6

 仙台地方裁判所 昭和60年(ワ)832号 判決 - 大判例 https://t.co/rCdMj6T0WU (一) 原告甲野一夫(以下「原告一夫」という。)は、昭和六年三月一六日生の男子であり、原告甲野春子(以下「原告春子」という… https://t.co/mUxkTHD4em

 写真の有料記事というのも初めて見たと思ったのですが,それも共同通信でした。共同通信の記事はよく見かけて読んでいますが,有料記事自体があまり記憶にはないものです。

 もう一つ意外な発見となったのが「仙台地方裁判所 昭和60年(ワ)832号 判決」です。内容は松山事件以外に考えられないものなのですが,何故か原告が,甲野一夫,甲野春子と仮名になっています。右両名訴訟代理人弁護士として12人の名前が見えますが,これは実名のようです。

 時刻は23時05分です。テレビの報道ステーションでサンマの初せり,一匹5980円などとニュースがあり,番組が終わったタイミングにもなります。すっかり忘れていたことですが,もうサンマの時期になるのかと気が付きました。今日も梅雨らしい天候でした。

 「小田島森良 松山事件」のGoogleの検索結果は2ページで,共同通信の写真が2つ,他は3件で,あとは無関係の事件などが検索結果になっているようです。数は少ないですが,大きな発見につながりました。


(一) 原告甲野一夫(以下「原告一夫」という。)は、昭和六年三月一六日生の男子であり、原告甲野春子(以下「原告春子」という。)は、明治四〇年三月二〇日生の女子で、原告春子は亡夫虎治との間に九人の子をもうけたが、原告一夫はその二男である。

(二) 被告宮城県は、宮城県公安委員会を設置し、宮城県警察を管理させており、宮城県警察の行う捜査等の活動について責任を負う立場にある。

(三) 被告国は、検察官の行う捜査及び訴追、裁判所の行う裁判について責任を負う立場にある。

2  再審無罪判決確定に至るまで

(一) 昭和三〇年一〇月一八日未明、宮城県志田郡松山町長尾字氷室一四〇番地小原忠兵衛方居宅が全焼し、焼け跡から小原忠兵衛、その妻嘉子、四女淑子及び長男雄一の焼死体が発見され、その死体のいずれにも頭部に頭蓋骨骨折を伴う割創が認められたことから、殺人、放火事件の疑いで捜査が開始された(以下この事件を「松山事件」という。なお、原告一夫を右事件の被疑者、被告人とする強盗殺人、非現住建造物放火被疑事件または同被告事件を松山事件と呼ぶこともある。)。

[source:]仙台地方裁判所 昭和60年(ワ)832号 判決 - 大判例 https://daihanrei.com/l/%E4%BB%99%E5%8F%B0%E5%9C%B0%E6%96%B9%E8%A3%81%E5%88%A4%E6%89%80%20%E6%98%AD%E5%92%8C%EF%BC%96%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%88%E3%83%AF%EF%BC%89%EF%BC%98%EF%BC%93%EF%BC%92%E5%8F%B7%20%E5%88%A4%E6%B1%BA

 上記に一部を引用しましたが,原告の2人が仮名であるのに,被害者の名前が「焼け跡から小原忠兵衛、その妻嘉子、四女淑子及び長男雄一の焼死体が発見され」と実名になっているようです。今読んでいる本を確認すると,大村清兵衛という名前が仮名になっていることに気が付きました。

〈〈〈:Linux Emacs: 2020-07-15(水曜日)23:38  〈〈〈