* 「弁護士業務に対する究極の業務妨害である弁護士刺殺事件については,・・・これはどういうカラクリなんでしょう。」という刑裁サイ太のツイート

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:CATEGORIES: 刑裁サイ太,津谷裕貴弁護士,秋田弁護士刺殺事件,日弁連,日本弁護士連合会

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TW uwaaaa(サイ太) 日時:2020/01/30 10:56 URL: https://twitter.com/uwaaaa/status/1222699988498747392
> 弁護士業務に対する究極の業務妨害である弁護士刺殺事件については,事件直後は声明を出さず,被疑者が逮捕された翌日に声明を出していますね。これはどういうカラクリなんでしょう。 \n \n https://t.co/28S8lhZMOp

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横浜弁護士刺殺事件に関する会長声明
2010年(平成22年)6月2日に発生した、横浜弁護士会所属の前野義広弁護士が刺殺された事件の被疑者が、昨日深夜に逮捕されたという報道がなされた。この事件は、同弁護士が、その法律事務所を訪れた男から胸部等を刃物で刺されて死亡したという事件である。


報道によれば、被疑者は、同弁護士が受任していた離婚訴訟事件の相手方であり、事件後に行方が分からなくなっていたとのことである。近年、離婚事件を受任した弁護士が相手方である夫などから攻撃を加えられる事例が跡を絶たない。


報道だけでは犯行動機など詳細は不明であり、今後の捜査の進展を待つことになるが、本事件もまた、自らの要求に応じない弁護士への逆恨みから殺害に及んだ業務妨害行為であるとすれば、断じて許されるものではない。


弁護士は、弁護士法に定められているように、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命としている。弁護士に課せられているこのような使命の実現は、主として訴訟手続や交渉等の個別事件を通じてなされるものである。しかし、そのような使命は、弁護士活動の安全が確保され、自由な弁護士活動を行うことができる環境があってはじめて実現されうるものである。


弁護士が、受任事件に関連して、その相手方などから生命身体に危害を加えられることは、弁護士制度及び法秩序に対する重大な挑戦であり、われわれ弁護士は、このような凶行に、一致団結して立ち向かうとともに、一層、弁護士業務妨害の排除及び予防を徹底していくことを認識しなければならない。


当連合会は、前野義広弁護士のご冥福を祈り、ご遺族に対して心から哀悼の意を表するとともに、暴力的な手段による弁護士活動への妨害行為に決して怯むことなく、弁護士の使命を貫徹していく決意であることをここに表明する。


2010年(平成22年)7月2日


日本弁護士連合会
会長 宇都宮 健児

[source:]日本弁護士連合会:横浜弁護士刺殺事件に関する会長声明 https://www.nichibenren.or.jp/document/statement/year/2010/100702.html

 刑裁サイ太のツイートにあるリンクを開いて、横浜の弁護士刺殺事件の日弁連会長声明が出てきたのは意外でしたが、先に見ていた秋田の弁護士視察と、岡村勲弁護士の声明より、文字数が多いだけではなく、より力強いメッセージ性を感じました。

 津谷裕貴弁護士の刺殺事件と同じ宇都宮健児弁護士が日弁連会長としての声明となっていますが、「弁護士制度及び法秩序に対する重大な挑戦であり、われわれ弁護士は、このような凶行に、一致団結して立ち向かう」とあります。弁護士制度と法秩序を同じ高みに掲げる儀式の祝詞のようです。

 弁護士に対する逆恨みと決めつけ一方的に批判のみを加え、それで一件落着の裁きとするような単純さも、弁護士会の声明として共通した常套句として見られたもので、金沢弁護士会においても弁護士に対する襲撃事件がありました。

 このところ段々と日弁連の会長声明に対する批判の声が高まる風潮、傾向を感じていたTwitterにおける弁護士、法クラの動向ですが、弘中惇一郎弁護士に対する東京地検の家宅捜査で、にわかに批判声明の期待が高まっており、それが過去の日弁連の生命の発掘にもつながっています。

 この宇都宮健児弁護士は、過払い金の返還に尽力し、多くの消費者金融の被害者を救ったともされ、とりわけ小倉秀夫弁護士が高く評価をしていました。政治的な選挙への動きやTwitterでの情報発信もありましたが、ずいぶん長くツイートは見たことがありません。

 ツイートを見かけていないということは、私が日々多くのツイートを読み込んでいる弁護士、法クラのタイムラインにリツイートがないことを意味します。これからアカウントの確認をしますが、更新が続いているのであれば、それも弁護士業界における1つの異常事態なのかもしれません。

 時刻は22時06分です。テレビの報道ステーションでは「警察大学校」が出た後に、飛行機が着陸する映像があって、空港の敷地内での撮影のようでしたが、枯れたススキのような草が生えていたので驚きました。

 武漢からの帰国者の受け入れに警察の施設を利用するという情報は昼のテレビで見かけていましたが、警察大学校というのは、警察官育成の幹部養成がイメージされるので、危険な病原菌保菌者の経過観察のために利用されるというのは、全く意外なものを感じました。安堵にはつながりそうです。

 武漢については、中学生の頃読んだ漫画の三国志のイメージがあるのですが、人の動きをみていると、能都中学校での修学旅行のときを思い出すところもあります。

 時刻は22時23分です。テレビの報道ステーションでは中国国内の映像として、武漢から帰ったという他の地域の人が、自宅に木や鉄の棒を打ち付けられ、外に出れなくされていました。伝染病の被害と恐怖が身にしみた地域での反応ということになるのかもしれません。

 昭和の時代の差別を目の当たりにしたような気分になりましたが、テレビの報道ステーションの報道をみていると、必要以上に不安を煽っていると思えるとともに、取材している人がマスクをしていないのも不安を煽りすぎない配慮のように思えて複雑です。

 最近は地震など自然災害の報道で、スタジオの解説者までヘルメットをかぶっている姿が普通になっている気がします。これまでのも大きな感染症のニュースはありましたが、身近な問題として気に掛けたことはなかったものの、今回はマスクの必要性が強く感じられる事態となっています。

 報道を見ていると、武漢から帰国した日本人の感染率がとても高く感じられ、はるかに人口が多い中国では実際どうなっているのかと想像すると同時に、もともとニュースにならないインフルエンザでも死亡者数が多いと聞いているので、実際の危険性の程度はどうなのかという疑問もあります。

 風邪も自然治癒が多いと聞きますが、感染者が多いという報道の割に、誤診に対する対する疑いが全くなく、診断が医師の専門性にのみ全面的に任されているという点で、以前にはなかった弁護士不信との共通性とも似たところがあり、夕方に肺がんの誤診のニュースがあったことも思い出しました。

» 西宮市 肺がん 誤診 - Google 検索 https://t.co/1R1kL2l2wJ

 検索結果の8番目にニュースがみつかりましたが、1つしかテレビでニュースは見ていなかったと思います。買い物に行くか迷い、雨が降っていたのでやめたということもあって、18時40分ぐらいにテレビを消してNEWS7はみていません。それまでてテレビ金沢をみていました。


2020年1月29日 午後5時57分


 兵庫県は29日、県立西宮病院で2014年に実施したCT検査で医師が画像の確認を怠り、50代男性患者の肺がんを見落としたと発表した。患者は昨年、がんと正式に診断されたが、病状が悪化し手術できない状態だった。県は見落とさなければ、がんを切除できた可能性があったとしている。

 患者は14年4月に胸の痛みを訴えて救急外来を訪れた。CT検査を担当した医師は肺がんの可能性があると判断。外来で対応した消化器内科の医師が画像を見ずに気管支炎と診断した。

[source:]5年前がん見落とし悪化、兵庫 県立西宮病院、手術できない状態 | 全国のニュース | 福井新聞ONLINE https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1019224

 リンクを開いて気がついたのですが、福井新聞の記事でした。福井新聞の記事をみかけたのも久しぶりのことです。この記事には見当たらないですが、テレビのニュースでは検診をしたのが20代の女性医師で、その後、病院を退職したということでした。

 記事の見出しで気がついたのですが、西宮市の病院は、県立病院とのことです。誤診が兵庫県の賠償責任となる可能性があり、これは秋田県警察の津谷裕貴弁護士の刺殺事件における秋田県の賠償責任にも通じる問題性がありそうです。秋田の件は最高裁で賠償責任が確定しています。

 その秋田県警察の失態として秋田県の賠償責任が認められた刺殺事件の被害者となった津谷裕貴弁護士ですが、消費者金融問題に熱心に取り組み要職にもあったという弁護士業界の功労者と讃えられる点は、まさに宇都宮健児弁護士の功績にも通じるところです。


宇都宮けんじ
@utsunomiyakenji
宇都宮健児。弁護士。元日本弁護士連合会会長。多重債務問題、消費者金融問題の専門家。宮部みゆきの小説『火車』に登場する弁護士のモデル。反貧困ネットワーク代表や年越し派遣村名誉村長を務める。
東京都utsunomiyakenji.com2012年10月からTwitterを利用しています
2.3万 フォロー中
6.8万 フォロワー

[source:](20) 宇都宮けんじ(@utsunomiyakenji)さんの返信があるツイート / Twitter https://twitter.com/utsunomiyakenji/with_replies

 前にも見ていたように思いますが、弁護士としては非常に珍しくTwitterの認証マークがついている宇都宮健児Twitterアカウントです。他に認証マークをみたのは、オバマ大統領を奴隷の子孫などと発言したことで、急激にテレビから姿を消した丸山弁護士になります。

 行列のできる法律相談所でいちやく知名度が高まった丸山弁護士ですが、確か兵庫県京都府日本海側でのロケで、「それ食べられるんですか?」というとぼけた質問をしていたのが最も強く印象に残っています。幼稚園児でも食べられると当然に知っていそうな食べ物でした。

 宇都宮健児弁護士のTwitterは更新頻度が高くはなかったですが、それでも少なめに見て10日に4,5件ぐらいのツイートはありそうな更新頻度でした。血色がよく健康そうにみえますが、実際の年齢がわかりづらくあるのも宇都宮健児弁護士です。


宇都宮 健児(うつのみや けんじ、1946年12月1日 - )は、日本の弁護士。日本弁護士連合会元会長(2010年 - 2011年度)。のりこえねっと (ヘイトスピーチレイシズムを乗り越える国際ネットワーク)共同代表。愛称は「UK」「うつけん」。

多重債務問題、消費者金融問題の専門家。日弁連消費者問題対策委員会委員長、東京弁護士会副会長などを歴任。現在は週刊金曜日編集委員、全国ヤミ金融対策会議代表幹事、オウム真理教犯罪被害者支援機構理事長、反貧困ネットワーク代表、年越し派遣村名誉村長。TPP阻止国民会議副代表世話人[1]。

[source:]宇都宮健児 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E9%83%BD%E5%AE%AE%E5%81%A5%E5%85%90

 昭和21年、戦後生まれになるようです。12月1日生まれとなるので、ちょうど安藤健次郎さんの10歳年下になると知ったのも意外な現実でした。昭和の時代によく見かけていたような顔立ち髪型でもあったので、もっと古い時代の人なのかと思っていました。

 親しみやすさを感じさせる弁護士としては珍しいタイプと感じる宇都宮健児弁護士ですが、正直なところ田舎の薬局の店主というイメージが強く、手塚治虫の漫画の世界観に、そのままに出てきそうな雰囲気があります。ここには不知火という拘置所で読んだ漫画のこともあります。

 とくに調べたり、読んだ情報も多くはないのですが、宇都宮健児弁護士については、人格や人間性に疑問を投げかける評価を見た記憶がなく、いちずに消費者金融の被害者のためにとアッサジのような働きをした弁護士になるのかもしれません。しかし、同時に弁護士の欲望の野生を呼び起こしたとも。

 前にも書いていますが、弁護士が過払い金請求を過払い金バブルとしていた頃、殺人罪の公訴時効が法律の改正で撤廃されました。個人的にそれ自体は大歓迎の賛成になるのですが、それまで公訴時効による免責の理由とされていた弁護士の理屈が、何だったのかという疑問は強くなりました。

 刑裁サイ太がツイートの表明でいぶかしむ「カラクリ」の意味も謎です。なお、ここでは時間の配分もあって、深入り、深追いはしていません。

〈〈〈:Emacs: 2020-01-30(木曜日)23:35  〈〈〈