継承を想定した書面の作成と情報公開## 2012年11月8日に開始したkk2020_11というGitHubリポジトリ,メインは「鬼滅の刃と弁護士列車編」:cloneからVSCode

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 GitHubというネットサービス,前提となるGitという技術についてはインターネット上にも沢山の情報があると思います。書籍もかなり出回っているようですが,知識や経験をお持ちでない場合,情報が多すぎるということでネットでの検索は非効率で時間が掛かるとも思います。

 私がここで利用しているGitHubのアカウントはhirono2011となっており,来年には10年目を迎えることになるかと思います。正確なことは憶えていないのですが,ひと目で開始の時期がわかるようアカウント名にもリポジトリ名にも開始時点での年を入れるようにしています。

 今回,ご紹介するGitHubリポジトリはkk2020_11となっています。開始時点の年月というかたちにしています。GitHubリポジトリは要点さえつかめばとても簡単に作成できます。これまでも気に掛け,新規作成での遷移に踏み切ってきたのがリポジトリの肥大化,データ容量にあります。

 2012年11月8日に開始したkk2020_11というGitHubリポジトリは,同年12月20日の現時点において23MBとなっています。写真や音声動画などを含めしまうといっきに容量が増えてしまうのですが,テキストデータのみであれば,そう増えることはないと考えています。

 GitHubにはWindowsパソコンでGUIのアプリもありますが,私は慣れているコマンドラインのみで操作を行っています。パソコンの環境はLinuxディストリビューションUbuntuになります。Windows10ではWSL2でUbuntuを動かしています。

 以下はコマンドラインでの操作履歴になりますが,普段使っている環境とは変えるため,Linuxで新規ユーザを作成し,新規ユーザの権限でログイン,その状態でGitHubリポジトリをクーロンしました。コマンド捜査はgit cloneになりますが複製の作成,実質はフォルダの丸ごとダウンロードになります。

 cloneでの宛先の指定は,git@github.com:hirono2011/kk2020_11.git と,https://github.com/hirono2011/kk2020_11.git があります。

 前者はsshでの認証が必要となりますが,後者では更新にGitHubアカウントのパスワードが必要となります。逆にいえばデータの取得のみで,変更点をGitHubのサーバに反映しないのであれば,パスワードも不要でデータの取得ができます。

 サーバ上のGitHubのデータはリモートリポジトリともいうのですが,ローカルのリポジトリの変更点(コミット)をリモートに反映させるにはgit pushを行います。これは管理者である私のみの作業となっています。

 コミット時点での変更点を記録し続け,コマンド操作でいつでも前の状態に戻したり,過去の変更点を確認できるというのがGitの特徴であり,通常は共同開発で使われることが多く,分散型バージョン管理システムとも呼ばれています。

 私の知識と経験で断言はできないのですが,cloneしたフォルダ(リポジトリ)の直下に,.gitという隠しファイルのフォルダがあり,このフォルダ内でリポジトリの変更点を全て管理しているようです。逆にいえば,.git以外は,Git本体とは関わりのないただのフォルダとファイルになります。

 cloneしたフォルダはローカルリポジトリとなりますが,リモートリポジトリとの紐づけはgit remote -v というコマンドで確認できます。このリモートリポジトリは変更が可能ですし,.gitのフォルダ(ディレクトリとも)以外のファイル・フォルダを別にコピーするなどなんとでもなります。

 フォルダやファイルというデータが,アプリと一体化していないのがGitのあ使いやすさにもなると考えています。別にご説明が必要となりますが,私がメインで文章を作成しているテキストファイルも,アプリには依存しないもので,Wordのようなワープロソフトとはことなる種類のデータになります。

 テキストファイルのデータは文字情報のみになります。そのまま編集中のWordのファイルにコピペの貼り付けもできますが,文字コードと改行コードの違いがトラブルとなる場合もありますが,最近のWordだと自動で処理をしてくれ問題はでないかと思います。

 Wordのファイルをテキストファイルとして保存することもできますが,文字修飾などの情報は失われ印刷には適さないデータとなります。WordのファイルをPDFファイルとして保存することも出来ますが,容易ではないもののMarkdown形式のテキストファイルからPDFファイルを作成することもできます。

 Markdown形式のテキストファイルからPDFファイルを作成の前段階として,Texファイルを作成するという方法もあるのですが,いきなりPDFファイルを作成するのと違い,細かい書式の変更や文字情報の追加ができます。とても面倒な作業になるのですが,自分で雛形を作ってしまえば,コマンド1つで完了です。

 文字情報の追加というのは,告発状の表題部になるのですが,見出しや本文のみのPDFファイルであれば,Markdown形式のmdファイルからPDFファイルを一発に作成するスクリプト実装済みです。それも見出しの目次付きとなっています。

 表題部をLaTeXの文法で作るとなると面倒があって,気力も起こらずまだとりかかっていないのですが,表題部のみをWordなりLibreOfficeなりで作成し,一緒に綴るのもありかと考えています。


~ ❯❯❯ sudo useradd -m kokuhatu
~ ❯❯❯ cd /home/kokuhatu/
/h/kokuhatu ❯❯❯ ls
/h/kokuhatu ❯❯❯ sudo su - kokuhatu
$ mkdir git
$ cd git
$ pwd
/home/kokuhatu/git
$ fish
Welcome to fish, the friendly interactive shell
Type `help` for instructions on how to use fish
kokuhatu@a66-XTe ~/git> git clone git@github.com:hirono2011/kk2020_11.git
Cloning into 'kk2020_11'...
The authenticity of host 'github.com (52.69.186.44)' can't be established.
RSA key fingerprint is SHA256:nThbg6kXUpJWGl7E1IGOCspRomTxdCARLviKw6E5SY8.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])? no
Host key verification failed.
fatal: Could not read from remote repository.

Please make sure you have the correct access rights
and the repository exists.
kokuhatu@a66-XTe ~/git [128]> git clone https://github.com/hirono2011/kk2020_11.git
Cloning into 'kk2020_11'...
remote: Enumerating objects: 300, done.
remote: Counting objects: 100% (300/300), done.
remote: Compressing objects: 100% (253/253), done.
remote: Total 300 (delta 56), reused 276 (delta 35), pack-reused 0
Receiving objects: 100% (300/300), 5.93 MiB | 4.52 MiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (56/56), done.
kokuhatu@a66-XTe ~/git> ls
kk2020_11/
kokuhatu@a66-XTe ~/git> cd kk2020_11/
kokuhatu@a66-XTe ~/g/kk2020_11 (main)> ls
2020-08-01_告発状.docx 2020-08-01_告発状.txt Obsidian/ README.md dot-auto-git-push.sh* org/
kokuhatu@a66-XTe ~/g/kk2020_11 (main)> git remote -v
origin https://github.com/hirono2011/kk2020_11.git (fetch)
origin https://github.com/hirono2011/kk2020_11.git (push)
kokuhatu@a66-XTe ~/g/kk2020_11 (main)> ls
2020-08-01_告発状.docx 2020-08-01_告発状.txt Obsidian/ README.md dot-auto-git-push.sh* org/
kokuhatu@a66-XTe ~/g/kk2020_11 (main)> du -h
8.0K ./Obsidian/01_鬼滅の刃と弁護士列車編/daily
8.0K ./Obsidian/01_鬼滅の刃と弁護士列車編/apps
448K ./Obsidian/01_鬼滅の刃と弁護士列車編/node
20K ./Obsidian/01_鬼滅の刃と弁護士列車編/.obsidian
12K ./Obsidian/01_鬼滅の刃と弁護士列車編/template
516K ./Obsidian/01_鬼滅の刃と弁護士列車編
40K ./Obsidian/kk_Obsidian/daily
8.0K ./Obsidian/kk_Obsidian/apps
3.0M ./Obsidian/kk_Obsidian/tweets
20K ./Obsidian/kk_Obsidian/node
28K ./Obsidian/kk_Obsidian/.obsidian
12K ./Obsidian/kk_Obsidian/template
52K ./Obsidian/kk_Obsidian/Blog投稿済み
260K ./Obsidian/kk_Obsidian/source
52K ./Obsidian/kk_Obsidian/md/再捜査の事実/請求に至る経緯/法律上の問題点
32K ./Obsidian/kk_Obsidian/md/再捜査の事実/請求に至る経緯/法務省
36K ./Obsidian/kk_Obsidian/md/再捜査の事実/請求に至る経緯/金沢地方検察庁
328K ./Obsidian/kk_Obsidian/md/再捜査の事実/請求に至る経緯/金沢西警察署
452K ./Obsidian/kk_Obsidian/md/再捜査の事実/請求に至る経緯
8.0K ./Obsidian/kk_Obsidian/md/再捜査の事実/参考資料/弁護士
12K ./Obsidian/kk_Obsidian/md/再捜査の事実/参考資料
16K ./Obsidian/kk_Obsidian/md/再捜査の事実/情報公開のご説明
492K ./Obsidian/kk_Obsidian/md/再捜査の事実
500K ./Obsidian/kk_Obsidian/md
4.6M ./Obsidian/kk_Obsidian
5.1M ./Obsidian
8.0K ./.git/refs/remotes/origin
12K ./.git/refs/remotes
8.0K ./.git/refs/heads
4.0K ./.git/refs/tags
28K ./.git/refs
6.0M ./.git/objects/pack
4.0K ./.git/objects/info
6.0M ./.git/objects
56K ./.git/hooks
4.0K ./.git/branches
8.0K ./.git/info
8.0K ./.git/logs/refs/remotes/origin
12K ./.git/logs/refs/remotes
8.0K ./.git/logs/refs/heads
24K ./.git/logs/refs
32K ./.git/logs
6.2M ./.git
684K ./org/main
4.6M ./org/reference
11M ./org
23M .
kokuhatu@a66-XTe ~/g/kk2020_11 (main)>

 次がブラウザというかWeb上でのGitHubのkk2020_11リポジトリのページになります。

 下向きの矢印のCodeというアイコンが見えますが,これをクリックするとメニューがでます。ZIPでのダウンロードもできますが,自動で内容が更新されることはないのでおすすめは出来ません。Gitのインストールがパソコンに必要となりますが,今は導入も容易かと思います。

 リポジトリのフォルダは階層構造で統合開発環境のプロジェクトのようになっています。それもあるので,個別にファイルを操作するよりは,高機能エディタの利用がおすすめです。Microsoftが開発しているVSCodeGitHubが開発しているAtomがあり,横断的なテキスト検索が容易なのも特徴です。

 スクリーンショットです。2,3,検索ワードを試したところ,「八坂神社」だと多すぎない数におさまりました。ファイル内ではなくフォルダ内のテキストファイルをすべて走査しているようですが,ほぼ一瞬で結果が反映されます。まさに神がかりといった感じです。