* ゴーン被告のフランスの代理人弁護士の発言に対し、「法務省職員、その場ですぐに突っ込み入れられなかった法曹記者クラブの面々の問題でもあり」というジャーナリストのツイート
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〉〉〉:Emacs: 2020-01-11(土曜日)20:12 〉〉〉
昨日は「本日休業」の張り紙があった銭湯、今日はゆっくりと貸し切りで入り、明日休業というAコープ能都店で買い物をし、ATMでお金をおろして戻りました。間違って8円を降ろしたのですが千円未満の引き下ろしができるのは今日まで知らずにいました。
家に戻ってけっこう経ちますが、起きてからテレビは一度もつけていません。今日は起きてパソコンを開くと時刻が12時56分でした。朝の8時とか9時になって寝るとその時間に起きることはあったかもしれないですが、そうでもないのに午後に目が覚めたのは数年ぶりです。
本日は、細かくエントリーをブログ記事として投稿してきました。銭湯に行く前は、深澤諭史弁護士のタイムラインでみた「そういうところだぞ」を中心に取り上げる予定でいたのですが、このジャーナリストの江川紹子氏のツイートは、立ち位置がよく現れてもいるので記録しておきます。
また、フランスの刑事司法についても少し書いておきたいことがありました。その前に注目したジャーナリストの江川紹子氏のツイートと、そこに公式引用されているツイートをご紹介します。
▶▶▶ kk_hironoのリツイート ▶▶▶
あ゛〜、やっぱり言われちゃってる…(>_<) するっと聞き流して、その場で指摘して大臣に読み直しさせなかった法務省職員、その場ですぐに突っ込み入れられなかった法曹記者クラブの面々の問題でもあり。 https://t.co/0CdsGJEPdV
— Shoko Egawa (@amneris84) January 11, 2020
▶▶▶ kk_hironoのリツイート ▶▶▶
「「有罪を証明するのは検察であり、無罪を証明するのは被告ではない。ただ、あなたの国の司法制度はこうした原則を無視しているのだから、あなたが間違えたのは理解できる」…と皮肉」>「時代遅れな司法制度、廃止するのはあなた」ゴーン被告弁護士が声明 森法相発言に 毎日https://t.co/0NfxXGVj4b
— 松永洋介/ならまち通信社 (@narapress) January 10, 2020
奈良は情報化されてない情報の宝庫。いろいろ発信していきます/2007〜2016、奈良少年刑務所で社会性涵養プログラム講師/顔写真は奈良ホテルにて。ヘッダー画像は小笠原沖の太平洋。西はりま天文台の皆既日蝕ツアーにて/http://twilog.org/narapress
奈良市narapress.jp2010年3月からTwitterを利用しています
510 フォロー中
3,124 フォロワー[source:]松永洋介/ならまち通信社(@narapress)さん / Twitter https://twitter.com/narapress
たぶん、初めてみたアカウントではないと思いますが、ツイートを見た回数は少なく記憶にも残ってはいないので、ほぼ初見のアカウントになります。気になったのは「奈良少年刑務所で社会性涵養プログラム講師」という何かの専門家のような経歴です。
この代理人弁護士は、フランスの元人権担当大使のフランソワ・ジムレ氏。声明で、ジムレ氏は「世界人権宣言が採択されて以降、推定無罪や(被告の)尊厳の尊重、自己弁護の権利は公正な裁判における重要な要素だ」と指摘。「国連や主要なNGOは、日本の司法制度を『人質司法』と見なしている」とした上で「日本は、称賛されるべき近代的で先進的な国だ。罪のない人を人質にするような、時代遅れな制度は似合わない。それを廃止するのはあなたの責任だ」と森氏に呼びかけた。ゴーン被告は日本時間8日夜からレバノンで記者会見し、日本の司法制度を批判するなどした。森氏はこれを受けて9日未明に記者会見。「潔白というなら司法の場で無罪を証明すべきだ」とした発言には日本国内でも批判が相次ぎ、同日夕に自身のツイッターで訂正。「無罪の『主張』と言うところを『証明』と間違えた。無罪推定の原則は重要で、日本の司法もこの原則を順守している」と釈明した。【ニューヨーク隅俊之】
[source:]「時代遅れな司法制度、廃止するのはあなた」ゴーン被告弁護士が声明 森法相発言に - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20200111/k00/00m/040/028000c
平成6年から平成9年の間になるかと思いますが、刑法の勉強をしていた時、大陸法系と英米法系があって、フランスやドイツが大陸法系となっていたように思います。英米法は判例を重視するとなっていた気もしますが、細かいことは記憶にも残ってはいません。法体系の違いを示しただけです。
また、日本の民事訴訟は、余り知られていないかもしれないですが本人訴訟が原則です。フランスの場合は弁護士の選任が必要条件となっているように本で読んだ記憶がありますし、刑法においても日本の検察の起訴便宜主義ではなく、起訴法定主義となっていたような記憶が微かにあります。
さらに、より強く印象に残るのは、小倉秀夫弁護士のツイートではなくブログでの記事となっていたように思うのですが、フランスの刑事裁判における国選弁護人の報酬額で、日本とは比較にならない高額なものとなっていたような記憶があります。10年ほど前のことなので私の記憶も曖昧です。
当時の小倉秀夫弁護士は、刑事弁護は懲りてやらない、といったことを言いながら、国選刑事弁の報酬については異常なほどのこだわりをみせ、国民健康保険での医師の報酬と同じように、刑事事件での国選弁護人の報酬もそれに匹敵する社会保障が必要などと持論を述べていました。
時期はそれより何年か下がると思いますが、たまたまテレビでアメリカの医療制度をみていて、マムシに噛まれて病院に行った場合などの医療費を日本とアメリカで比較していましたが、アメリカの方がずいぶんと高額でした。金額は具体的にはっきり記憶にないですが。300万円だったような気がします。
起訴法定主義の特色[編集]
起訴法定主義はドイツなどで採用されている[2]。起訴法定主義は、訴追機関の恣意を認めず、公平な公訴権の運用を図ろうとするもので、不当な政治的圧力の介入を防止することができるといった長所がある[2]。
一方、犯罪における情状は具体的事件ごとに異なるもので形式的に公平といっても実質的には不公平な場合があり、犯罪者の更生の機会を失わせるおそれがあるという短所もある[2]。
起訴便宜主義の特色[編集]
起訴便宜主義はフランスや日本などで採用されている[2]。[source:]起訴便宜主義 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%B7%E8%A8%B4%E4%BE%BF%E5%AE%9C%E4%B8%BB%E7%BE%A9
初めに「起訴法定主義はドイツなどで採用されている[2]。」という部分を見て、ドイツ1つの例示だがフランスも同じなのかと考えたところ、少しあとに「起訴便宜主義はフランスや日本などで採用されている[2]」とありました。日本とフランスの検察に共通点があったのも意外な発見です。
次に、民事訴訟の本人訴訟のことです。本人訴訟に関しては意外に情報が乏しく、工夫をしてフランスに関する情報を見つけました。やはりドイツとフランスは弁護士強制主義を確認しましたが、アメリカで本人訴訟が行われているというのは意外で、これまで知らずにいました。
本人訴訟の評価にも触れ、「権利保護の観点から、法に精通していない素人が行う本人訴訟においては、訴訟追行上の不手際からその本人自身が不利益を受ける場合がある」「裁判迅速化の観点から、当事者に訴訟手続きや制度の説明などに時間と労力がかかる」などの否定的見解、「自身の紛争問題を本人が主体となって解決することにより満足度が大きい」「訴訟上の法的に構成された問題と異なる次元で当事者にとって『本当の問題』を反映した法的処理が可能になる」などの肯定的見解があるという。
このように、日本では否定と肯定の意見が混在しているが、ドイツやフランスでは弁護士強制制度を導入しているといわれており、アメリカでは本人訴訟が行われている。[source:]坂東法務事務所|本人訴訟、現状維持すべき http://bando-office.com/news/2015/04/27/%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E8%A8%B4%E8%A8%9F%E3%80%81%E7%8F%BE%E7%8A%B6%E7%B6%AD%E6%8C%81%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%8D/
フランスでは、日本の地方裁判所に相当する大審裁判所や控訴院、破毀院で弁護士代理強制を執るが、小審裁判所や商事裁判所、労働裁判所、社会保障事件裁判所、農事賃貸借同数裁判所では、本人訴訟が認められ、手続きも口頭で行われる。「この弁護士代理強制を支えるために、日本の原則償還制度とは異なる、原則給付制の法律扶助制度を採用し、最低賃金所得層は無償でそれを超えた場合は費用の一部を援助する」という。[source:]坂東法務事務所|本人訴訟、現状維持すべき http://bando-office.com/news/2015/04/27/%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E8%A8%B4%E8%A8%9F%E3%80%81%E7%8F%BE%E7%8A%B6%E7%B6%AD%E6%8C%81%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%8D/
上記にもう1箇所引用をしましたが、フランスでも本人訴訟が認められる場合はあるとのことです。ずいぶん丁寧に情報を分析、整理されていると思ったのですが、弁護士のホームページだと思っていたものが司法書士で、「司法書士 坂東法務事務所」とあります。
法律事務所は弁護士の事務所名として当たり前で使われていますが、たぶん法務事務所というのは、ここで初めて目にしたように思います。
記事を見直すと初めの方に「開業以来、35年間本人訴訟に真摯に取り組んできた私としても本声明に全面的に賛同するものであり、以下週刊法律新聞より引用して紹介します。」とありました。さきほどの私の引用も、その引用部分になるようです。しかし、弁護士には見たことがないわかりやすさです。
銭湯から帰ってきてからになると思いますが、深澤諭史弁護士のブログ記事を3つほどみて、その簡潔さに驚いていたところでした。スクリーンショットの方も作成しています。
深澤諭史弁護士のブログ記事は、自分のツイートを1つ埋め込んだツイートの紹介という体裁になっていました。以下に、その本文を引用しご紹介をしておきたいと思います。
まずは、深澤諭史弁護士のタイムラインでみた、次の本人のツイートがきっかけでした。
fukazawas ===> You have been blocked from retweeting this user's tweets at their request.
▷▷▷ 次のツイートはブロックされているのでリツイートできませんでした。 ▷▷▷
専門家と専門家 - 弁護士 深澤諭史のブログ https://t.co/TvpzwDdnle
— 深澤諭史 (@fukazawas) January 11, 2020
事件の相談者・依頼者にはいろんな方がいらっしゃるのですが,医師とか,あるいは司法書士・公認会計士などの他士業,他,国家資格の有無を問わず,なんらかの専門分野をお持ちの方(つまり専門家)は,必要な情報を提供してくれますし,方針についても理解を示して下さる傾向にあります。
そういうことで,専門家からの依頼の事件というのは,予想よりも良い結果に終わる傾向があります。結構このあたり,知り合いの弁護士とも話したことがあるのですが,傾向はあると思っています。
以下の逆バージョンですね。[source:]専門家と専門家 : 弁護士 深澤諭史のブログ http://xn--zqs94lv37b.club/archives/20977673.html
ブログ記事の本文も、ちょうど2ツイート分の文字数はあったようです。
今でもちょくちょく感想が寄せられるの、嬉しいですね(・∀・)[source:]そのつぶやきは犯罪です(新潮新書) : 弁護士 深澤諭史のブログ http://xn--zqs94lv37b.club/archives/20896622.html
次のツイートが1つ、埋め込みで掲載されています。
fukazawas ===> You have been blocked from retweeting this user's tweets at their request.
▷▷▷ 次のツイートはブロックされているのでリツイートできませんでした。 ▷▷▷
『その「つぶやき」は犯罪です: 知らないとマズいネットの法律知識』|感想・レビュー・試し読み https://t.co/MX0d1qHvY0 #bookmeter @bookmeterより
— 深澤諭史 (@fukazawas) January 3, 2020
今でも、感想がちょくちょくきて嬉しいです。
(・∀・)
新着記事が10件、右サイドにメニューとしてありますが、リンクを開いて文字色が既読に変わっているのは、上記の2つの記事と、次の記事の3つです。
そもそもの問題として、これではないかと思っています。[source:]逃亡の原因 : 弁護士 深澤諭史のブログ http://xn--zqs94lv37b.club/archives/20887659.html
これも次のツイートが1つ埋め込みとして表示されています。
fukazawas ===> You have been blocked from retweeting this user's tweets at their request.
▷▷▷ 次のツイートはブロックされているのでリツイートできませんでした。 ▷▷▷
(・∀・)私としては、ゴーン氏の逃亡については、保釈されたことが原因ではなくて、勾留したことが原因だと思う(^ω^)
— 深澤諭史 (@fukazawas) January 1, 2020
この深澤諭史弁護士のツイートは、1月1日になっているのが意外に感じましたが、前に少し取り上げているものと思います。改めてですが、深澤諭史弁護士がカルロス・ゴーン氏の逃亡の原因を勾留としています。逮捕とはしていません。在宅起訴が良かったということでしょうか?
在宅起訴は、ちょくちょくとニュースでみかけますが、逮捕も勾留もされていないはずで、勾留から解放する保釈のように保釈条件をつけることも出来ないのではと考えます。つまりカルロス・ゴーン氏の国外出国も阻止は出来ないことになり、起訴して公判を維持できたとは考えにくです。
ずいぶんとブログの記事の見出しが、短い文字数となっていますが、これは高野隆弁護士のブログで見てきた特徴によく似ています。そういえば、昨日の金曜日10日のバイキングの放送ですが、そこに抜粋して高野隆弁護士のブログ記事の内容を紹介していました。
他にテレビで高野隆弁護士のブログ記事の内容を取り上げたものはみていないのですが、24時間以内でのまとめ記事のツイートの数が記録的だった弁護士らの反応があったものの、それも1日か2日の間のことで、けっこう日数の経過があったように思います。
少なくともテレビのバイキングは、レバノンでのカルロス・ゴーン氏の会見の後に、高野隆弁護士のブログ記事の紹介を行っています。拍子抜けという声がとても多かったのも、そのカルロス・ゴーン氏の記者会見となります。
カルロス・ゴーン氏については、タイムラインで関連したツイートを余り見かけてはいなかったジャーナリストの江川紹子氏になりますが、森まさこ法務大臣の発言を、フランスのカルロス・ゴーン氏の代理人弁護士が皮肉ったという記事に対しは、大きな反応を見せたようです。
なお、記事にはフランスの弁護士について、カルロス・ゴーンの代理人弁護士などと記載がありました。何を基準にしているのか不明ですが、日本の場合、刑事裁判に弁護士が関わる場合は通常、弁護人、民事裁判の場合は、おそらく例外なく代理人弁護士などとなるはずです。
刑事裁判において弁護士の関与を通常は弁護人としたのは、数年前から被害者参加制度のようなものがあって、そこに弁護士が被害者側として刑事裁判に関わることがあるからです。つい最近は、国選というものを見かけ、まだ調べてはいないですが、その時に取り上げていると思います。
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