# Karelinaというnoteの記事で知った盛岡地裁刑事部の裁判官の数,合議体の3人がそれぞれ単独の裁判官であり,他に合議体のみの判事補が1人という構成

 「Karelina」というのはアカウント名のようでもありますが,noteではそのままブログ名にもなっているようです。ブログとは似て独自色のサービスが目玉となっているのがnoteかと思います。一番の特徴が記事単位での購入金額の設定かもしれません。

 記事の購入金額が記事ごとにまちまちに設定されているのも,今回のアカウントで知りました。いくつか記事を開いたのですが2つほど購入金額の設定がないらしい記事もありました。購入前に表示される文字数もばらばらに指定できるようです。

 記事のタイトルが短く感じられるのもnoteに共通した特徴ですが,上記の記事は同じアカウントの記事ではタイトルが長めで,380円の購入金額,購入が必要な続きの文字数が1,452文字となっています。

 引用はしないですが,この記事で合議体の裁判官の数と単独で担当が出来ない判事補が一人であることをしりました。最近になって判事補でも例外で単独審を担当できるような情報を見かけましたが,判事補のことは一応の知識はありました。

 奉納\さらば弁護士鉄道・泥棒神社の物語(@hirono_hideki)で直近の3200件のツイートの記録からは見つからず,女性弁護士のツイートかと思ったのですが,TwitterAPIで検索をすると,ドラマ化されるイチケイのカラスで黒木華が演じる女性裁判官の情報らしいとわかりました。

 これも別に取り上げる予定ですが,この黒木華という女優について調べるきっかけとなり,出身地が大阪府高槻市であったことから思い出し,調べ直し,考え直すことになったのが山田徹裁判官になります。

 傍聴席から向かって左手が平成4年当時の金沢地方裁判所での山田徹裁判官の席でした。調べたもののよく覚えていないですが,当時は判事補であった可能性がありそうです。同じく左手の席にいた川口泰司裁判官が追起訴で合議体の併合審理となる前の単独審での担当裁判官となっていました。

 そういえば,川口泰司裁判官については,小川賢司裁判官や山田徹裁判官と違い,ほとんど調べていないかもしれません。裁判官としての経歴も記憶にないですが,最近はGoogleで裁判官の名前を検索するとすぐに異動や退職などの情報が確認できます。

 調べると,ずいぶん意外な情報が出てきたのですが,別に取り上げることにします。なお,「H2.4.1 ~ H5.3.24 金沢地家裁判事補」となっていました。判事補です。先に単独審理の担当に決まっていたこともありますが当時は,山田徹裁判官の方が経験が浅そうに見えました。


生年月日 S34.10.6
出身大学 京大
退官時の年齢 49 歳
H21.4.11 任期終了
H19.4.1 ~ H21.4.10 大阪地裁15民判事
H17.4.1 ~ H19.3.31 大阪高裁9民判事
H12.4.1 ~ H17.3.31 熊本地家裁判事
H11.4.11 ~ H12.3.31 福岡地家裁判事
H9.4.1 ~ H11.4.10 福岡地家裁判事補
H6.4.1 ~ H9.3.31 長崎地家裁佐世保支部判事補
H3.4.1 ~ H6.3.31 金沢地家裁判事補
H1.4.11 ~ H3.3.31 大阪地裁判事補

 素人のなんとなくの思い込みだったのですが,合議体の3人の裁判官で判事補というのは一人だけと思っていました。山田徹裁判官も平成4年当時は川口泰司裁判官と同じ判事補だったようです。「H3.4.1 ~ H6.3.31 金沢地家裁判事補」とあります。

 「H1.4.11 ~ H3.3.31 大阪地裁判事補」から「H12.4.1 ~ H17.3.31 熊本地家裁判事」,そして「H17.4.1 ~ H19.3.31 大阪高裁9民判事」とあります。平成元年に判事補になってから最初に判事になったのが平成17年となっています。山田徹裁判官の場合。

 これまでに読んだ情報で7年ほどで大過がなければ自動で判事補から判事になるという理解でいたのですが,山田徹裁判官の場合,17年間判事補の期間があったようです。

 時刻は12月10日9時37分です。昨日はいろいろあって中断したままとなっていました。今しがた調べたところ判事補は10年で判事に任命されるものの再任不適当ということがあり,また,実務経験が5年以上から選ばれた特例判事補は,判事と同等の権限を有するとのことです。

 裁判官に再任拒否というのがあることは知っていました。その裁判官の名前もすっかり忘れていたのですが,龍ケ崎支部などというキーワードの組み合わせで検索をしたところ,自分のブログ記事が見つかりました。今年1月20日の投稿となっていますが,けっこう忘れていた部分があります。

 今朝は「迷惑系YouTuber」というのがTwitterのトレンドに入っていますが,テレビの情報番組で取り上げがあったようです。数日前,「卒塔婆」というトレンドで知ったニュースでしたが,弁護士の反応というのは,ほとんど見ていませんでした。弁護士の仕事が増えそうな問題でもあります。