* 「陳述書の量/厚木弁護士ch・神奈川県 - YouTube」に複雑な事件で20枚程度におさめるべきという,増えると裁判官が嫌い,流し読みをされる可能性も出るという解説

 2,3日前からブラウザのタブでページを開いたままにしていました。ある動画の視聴後,YouTubeの自動再生がオンになっていて始まったのがこの動画です。

陳述書の量/厚木弁護士ch・神奈川県 - YouTube https://t.co/eDBCrPWzL0

 不思議なことに,平成5年辺りから法律の勉強を始め民事裁判の経験もあるのですが,陳述書というものは,これまでほとんど知らなかったと思います。

> RT @motoken_tw: .@nakanori930 私は、供述調書も代理人作成の陳述書も記者が書く記事も、人が他人の話を聞いてそれを聞いた人間がまとめるという成立過程において同じだという事実を指摘しているだけです。そしてそのような伝聞過程そのものに誤謬が混入する可能性があることを確認しているだけです。

 Twilogで最も古い「陳述書」を含むツイートが,2011年2月20日リツイートで,モトケンこと矢部善朗弁護士(京都弁護士会)のツイートをリツイートしたものでした。ブロックをされていなかった期間ということになります。

 冒頭のYouTubeの動画では,代理人の弁護士が作成し署名捺印などするのが準備書面で,陳述書は依頼者本人の作成で,依頼者本人の署名捺印と解説がありました。捺印は正確ではないかもしれません。押印などもあったかと思いますし,確認はしていません。

> 遠隔操作事件、謎深まる片山被告の冒頭陳述書 : サイバー護身術 : セキュリティー : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://t.co/iZGrMh8916

 記録が残っていますが,冒頭陳述書というのは初めて聞いたように思いました。刑事裁判ではまれに弁護人の冒頭陳述を聞くことはあったと思いますが,冒頭陳述書という言葉は見聞きした憶えがありません。

> RT @take___five: 中村=岡口本で、「陳述書なんてほとんど証拠価値ない」とあったけど、同じく一方当事者が書いた作文に過ぎない検面調書や員面調書にそれなりの証拠価値が認められてるの何でだろうとか思う。民事で「公開法廷での尋問の証言より、前の陳述書の方が信用できる」なんてあり得ない事態だと思うけど。

▶▶▶ kk_hironoのリツイート ▶▶▶

> 陳述書(東京高等裁判所分限事件調査委員会) - 分限裁判の記録 岡口基一 https://t.co/qv4GzQhN3u

▶▶▶ kk_hironoのリツイート ▶▶▶

> 2020年07月10日01時23分の登録: \ピピピーッ @O59K2dPQH59QEJx\次回期日が迫った事件で、この時間帯に、相手方本人直筆の陳述書がFAXで大量に届くと、相手方代理人が気の毒になる。 https://t.co/YZAX5qBcGE

▶▶▶ kk_hironoのリツイート ▶▶▶

> - 【愛媛ご当地アイドル自殺訴訟】陳述書のサインを得ようと元愛の葉Girlsメンバーに取引を持ちかける遺族弁護団の音声録音【月9】 - YouTube https://t.co/vs5RHKXTRI

 それなりに陳述書を見かけてきたようですが,つい先日までは印象に薄く,陳述書を検索で調べた形跡もありませんでした。

▶▶▶ kk_hironoのリツイート ▶▶▶

> - 陳述書の量/厚木弁護士ch・神奈川県 - YouTube https://t.co/2Oco3xL0g8

奉納\さらば弁護士鉄道・泥棒神社の物語(@hirono_hideki)/2020年09月08日 - Twilog https://t.co/WzF8t53Xtm

 自動再生される前の動画もツイートをしているものと思っていたのですが,失念したのか見当たらず,とても大きな発見と感じていただけに不思議なことです。

【愛媛ご当地アイドル自殺訴訟】陳述書のサインを得ようと元愛の葉Girlsメンバーに取引を持ちかける遺族弁護団の音声録音【月9】 - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=_30fFGTLbws&feature=youtu.be

 再生回数は4,505回視聴となっていて,8日に視聴したときから増えていない感じです。あれだけテレビで放送があった問題なのに,最近になってFRAIDY,デイリー新潮でも取り上げながら,関心が高まることはなさそうな感じです。

 関与した弁護士に対する関心が低まったとすれば,それが世間の反応なのかもしれません。時間を割いて調べたり,視聴する価値がないと多くに判断されたのかもしれないということです。

 陳述書ですが,20枚でも多いというのが意外でした。判決書だと80枚ぐらいになると読むのに朝から夕方までぐらいの時間が掛かります。集中力を徹底すればいくらか短縮はできそうですが,気を抜くとさらに時間が掛かります。その判決書も重複部分が多いです。


1 様式
  A4版(縦置き)横書きとする(片面のみ使用。A3判の袋とじもしない。)。
  文字サイズは12ポイント,1行文字数は37字,1ページの行数は26行。
  余白は,上端35㎜,下端27㎜,左側30㎜,右端15~20㎜とする。
  左端は,綴じしろ,2箇所でステープラー(ホッチキス)止め
  上端は受付印用のスペースとなる。

[source:]裁判文書(裁判所提出書類)の標準的な書式,表記法 http://www5d.biglobe.ne.jp/Jusl/Bunsyo/Suujihyouki2.html

 「1行文字数は37字,1ページの行数は26行」とあります。平成9年から11年当時は,一太郎で裁判所に提出する書面を1ページ45行には設定していたと思います。一行の文字数も50文字に近かった気がします。

 最近になってこのような様式に文字数や余白のサイズを合わせるようになったのですが,以前は用紙代と印刷代がかさむと考え,一ページあたりの文字数を多く設定していました。