(オ). 被害者安藤文さんへの自宅への電話を終えて,すぐに掛かってきた前妻からの電話

 平成3年8月の初めで,1日か2日とずっと思ってきたのですが,今calコマンドで確認すると,その8月の最初の月曜日は8月5日となっていました。

 月曜日の朝には東力のアパートには前妻と子供二人がいて,夕方仕事から戻るといなくなっていたという場面が記憶に残っています。今まで調べて確認しなかったのも不思議ではあるのですが,パソコンでUNIXのcalコマンドが使えなければ,容易に調べることはできなかったと思います。

 前妻からはその後,11月になって2,3度電話があったと記憶にあるのですが,10月中,それも比較的早い段階の10月12日の夜に電話があったことは,無言電話のことで連鎖的に思い出すまで,すっかり忘れていたような気もします。

 まだ23時台だったと思いますが,仕事が終わった後と前妻は言いながら,それまでにも普通に連絡を取り合っていたような感じで話をしていました。日付が変わる0時過ぎまで話をしていたような気もしますが,会話の内容というのも今は思い出せなくなっています。

 記憶に残っているのは,いずれも11月中の電話になると思います。神戸市の湊川神社の話などです。また,11月中にも被害者安藤文さんとの電話と前妻からの電話が,同じ夜にあったような記憶が,今もかすかに残っています。

 偶然の重なりではなかった可能性があるのですが,だとすると手回しをした可能性が高いのが,前妻が電話で相談をしていた可能性も考えられる被告発人大網健二になります。