(イ). 出先の金沢市久安から掛けているという被害者安藤文さん,両親と話をするつもりで自宅に掛け直すと,すぐに彼女が出た

 昭和の時代のバラエティのようなテレビドラマで,夜に屋根の物干し台のような場面が決まって出てきたと記憶にあったのですが,車が通過する物音も聞こえていたので,彼女はベランダのような物干し台で,外から電話を掛けている様子が感じられていました。

 車が通行する音から外には間違いないと思ったので,どこにいるのかと彼女に確認しました。彼女は久安にいると,答えたと思います。彼女の自宅があると聞く住所から比較的近くには思いましたが,信号待ちもあるので車で5分程度はありそうに思いました。

 彼女が自宅ではなく外にいるということを知ったので,この機会に彼女の自宅に電話を掛け,両親に彼女の不可解な言動について説明し,親としての指導監督を促すつもりでした。

 平成5年11月28日付の手書きの書面では,この久安のことを3月5日の出来事のように書いてあったと思うのです。外にいるはずの彼女が自宅の電話に出たのは驚きでしたが,先日記述を済ませたところの,1月21日深夜の電話でも,午前2時頃に彼女が出ました。