* 山中事件について2006年9月3日に記録が残る記事,[司法全般]刑務官、検察との関わり方

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CLOCK: [2020-07-03 金 10:58]
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:CATEGORIES: 冤罪

〉〉〉:Emacs: 2020-07-03(金曜日)10:58  〉〉〉


 実際の裁判例となると、検察官と弁護士が激しく対立し、接見という問題を含め弁護活動の妨害を受けたなどという例は、ずいぶん前からちょくちょく出ているようです。
 10年ほど前に見た本になりそうなので、記憶の方もすこぶる曖昧ですが、お隣富山県魚津市の警察署だったかでも類似の問題が取り沙汰されていたような憶えがあります。
 石川県でも過去には次のような例があるようです。これも判例を読んでいると解説等でちょくちょく見かける事件です。見方によれば、そのような時代背景も異なる陳腐な事例が取り沙汰されるほど、データが乏しいのかもしれません。
蛸島事件>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9B%B8%E5%B3%B6%E4%BA%8B%E4%BB%B6
 比較的新しい事例で、私自身の事件捜査、裁判にも少なからぬ影響を及ぼしていると考えら得るのが、次の山中事件です。
<山中事件>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E4%B8%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6
 ざっと読んでみたところ、「検察の汚点」とも評価されていました。実は、私自身福井刑務所にいたころ購入した専門書のなかで、その事件についての詳しい内容を読む機会がありました。これもずいぶん前のことで、記憶も曖昧になっており、半年か一年ほど前に実家にある本を探して見たのですが、該当する部分を見つけることは出来ませんでした。
 結論を言うと、軽愚とも表現されるような知能の劣った一人の被疑者、被告人の虚偽に翻弄され、検察は真相に辿り着くことが出来なかったのですが、私が読んだイメージでは、その被告人は真実の犯人や真相を知りうる立場であったようです。つまり検察は被疑者の内心の事実を引き出すことが出来なかったことになりそうです。

[source:]*1157280058*[司法全般]刑務官、検察との関わり方 - 告発\金沢地方検察庁最高検察庁法務省石川県警察御中 https://hirono-hideki.hatenablog.com/entry/20060903

 最初2016年と思ったのですが,2006年9月3日の記事のようです。もとははてなダイアリーのエントリーで,それをはてなブログにインポートしたものです。このインポートは見出しのタイトルの部分が文字化けしたものも多いはずですが,これは問題なさそうです。

 はてなダイアリー文字コードが「EUC-JP」という古いものであったため一部で文字化けが起きていました。あるいは途中からなくなっている部分もあるのかもしれません。これは文字コードのバイト数の違いで起こった問題であったと記憶しますが,そういうことも過去にありました。

 上記の引用部分に「半年か一年ほど前に実家にある本を探して見たのですが、該当する部分を見つけることは出来ませんでした。」とあります。平成18年当時の話になると思いますが,その後も発見には至っておらず,不思議なことになっています。

 まだ記憶が鮮明だった段階で具体的な記述をしておけばよかったと悔やまれるのですが,自分が購入した本で見当たらないということは,図書館で借りた本であったのかもしれません。ただ,刑法,刑事訴訟法関連でありがたみを感じる本を借りたという記憶はありません。

 平成9年7月から平成11年8月の間,何度か金沢市の市立図書館に本を借りに行ったことがあり,1度だけ県立図書館にも行ったのですが,そこで本は借りてこなかったようにも思います。刑法,刑事訴訟法関連でいい本を見つけたという記憶はなく,UNIX関係はまだ良かったです。

 その本のことも今はぼんやりとしか思い出せないのですが,山中事件の犯行状況の記述,描写が,まるで竹取物語のお伽話のように感じたことは印象に残っています。その本に出る軽愚者がホラー映画の登場人物のように感じたことも印象として残っていました。